先輩たちの合格体験記

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先輩たちの合格体験記

Vol.02 京都大学理学部1回生 大阪府立天王寺高校 平成20年度卒 村上永晃 さん

Vol.01 神戸大学経済学部1回生 兵庫県立兵庫高校 平成19年度卒 山本 澄生さん

時代の音を奏でる指導者達




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山本 澄生 さん 
神戸大学経済学部1回生
(兵庫県立兵庫高校 平成19年度卒)
 

山本さんは、兵庫県立兵庫高校の吹奏楽部に高校3年生の夏まで所属し、トランペットパートとして活躍。その後、現役で見事第一志望の神戸大学経済学部に合格されました。そこで山本さんの高校時代のクラブ活動の様子と、勉強方法について聞いてみました

吹奏楽について
トランペットはいつから始められたのですか?またトランペットを選んだきっかけは何ですか?
始めたのは中1からです。目立ちたかったので、最初からトランペットかクラリネットを希望していました。で実際に吹いてみたら、クラリネットは音が全く鳴らず、トランペットは鳴ったんですよ。それで、トランペットに決めました(笑)。
ということは、中高あわせて6年間もトランペットをされているわけですね。山本さんのトランペットに対する何かこだわりはありますか?
あまり人の言うことを聞いたり、人の音を参考にしたりはしませんね。自分のイメージする「いい音」を追求する感じで練習していました。
県立兵庫高校は関西吹奏楽コンクールで金賞を受賞するほどの強豪校ですが、毎日どのくらいの練習をされていたのですか?
放課後は6限終了後〜17時50分まで。あと、朝とお昼休みにも僕は練習していました。自主練習ですがほとんどの人がやっていましたね。土曜日・日曜日はほぼ一日中ですかね。自主練習という名の強制練習でした(笑)。
なるほど。かなりの練習時間だと思いますが、内容はどのようなものでしたか?
ほとんどの時間を個人練習に費やしました。合奏の直前以外はパート練習などはあまりしません。あと月に1回程度、各パート毎にプロの先生を招いてレッスンをしてもらっていました。ちなみに、県立兵庫高校吹奏楽部の部費は月500円とめちゃくちゃ安いんです。その代わりレッスン料はパートのメンバーで割り勘だったので、パートの人数が少ないと結構な痛手でした(笑)。それと練習環境も最悪で、夏は狭い音楽室の中、常識を超えた暑さと湿気で汗だくになりながら練習していました。みんな着替え持参ですよ。

受験勉強について
次に受験勉強について教えてください。本格的に勉強を始めたのはいつごろからですか?またそのきっかけは?
高校3年生の5月からです。このままではマズイと思い、クラブ活動をやりながら河合塾に通い始めました。特に数学の成績がひどかったので「神大数学」と「神大英語」を受講しました。
その時は学校・クラブ・塾と毎日がかなり忙しかったと思いますが、どのようなことに気をつけられましたか?
実際のところ、まだまだ「勉強一筋!」とはいきませんでした(笑)。ただ、これ以上学力を落とさないように、学校も塾も予習だけはきちんとやって授業をムダにしないように心がけていました。
夏休みはどのように過ごされましたか?クラブもコンクール前で大変だったと思いますが。
そうですね。コンクールの練習のため勉強のまとまった時間がなかなかとれなかったので、夏期講習を利用したりしました。特にお盆前後の時期に、数学や古典などを集中して受講しました。まだまだ苦手だった数学を徹底してやりましたね。クラブを引退後の秋、ようやく受験に集中できるようになった頃は、毎日授業が終わった後河合塾の自習室で6時間くらい勉強していました。
さて、センター試験本番はいかがでしたか?
最悪でした。センター試験は大失敗でした。原因は得意の英語を放ったらかしにしてきたことと、逆に苦手だった数学が少し得意になってきていたことからうまれる慢心にあったのかもしれません。その時は、正直浪人を覚悟しましたね。でも浪人を覚悟したことで、逆に第一志望の神戸大学に出願することに踏み切れました。今になって思えば、いい決断でしたね(笑)。
ということは、二次試験でかなり挽回したということですね。その理由は何だったんでしょう?
二次試験の数学と国語の出来はかなり良かったと思います。特に数学は終わった瞬間、満点だという手応えがありました。数学は河合塾のテキストを5周ほど、ノートを20冊ほど、つぶすまで徹底的に何度もやりましたね。高校3年生の最初の頃は苦手でちんぷんかんぷんだった数学が、今では得意科目になったのですから、河合塾での受験勉強は本当に効果があったと思います。
見事な逆転勝利ですが、今振り返ってみて「これをやっておけばもっと楽に合格できた」と思うようなことはありますか?
当たり前のことですが、もっと早く受験勉強を始めてたら良かったと思いますね(笑)。特に暗記科目は受験までの残り時間が無くなってからでは間に合いません。英単語や地歴・公民などどうしても時間のかかるものは、少しずつでも早くからやっておくべきだったと思います。

大学生活について〜最後に
そもそもどうして経済学部を選ばれたんですか?
アジア通貨危機について学校で勉強する機会がありました。いろいろ調べていくうちにとても興味が沸いてきて、アジア経済や、EU経済を学びたいと思うようになったんですよ。大学でもそういった海外経済の分野について研究したいと思っています。
神戸大学でも吹奏楽を続けられているんですか?
いいえ、今は軽音楽部のJAZZのほうに入部しました。元々ウィントン・マルサリスが好きであんな風にトランペットを吹いてみたかったのと、長い間吹奏楽部で活動してきたので今度はもう少し少ない人数で音楽をやってみたいと思ったんです。今後はホーンを中心としたバンドなんかもやってみたいですね。
吹奏楽をやって学んだことはありますか?
県立兵庫高校吹奏楽部の場合は70〜80人くらいの部員が所属していて大人数でした。そういった大人数であるが故に苦労したことも多かったのですが、バンドをうまく運営していくためのコツみたいなものがわかった気がします。
最後に吹奏楽と勉強をがんばっている後輩たちに一言お願いします。
両方を達成することは難しいし大変なことですが、気持ちと行動の区切りをきちんとつけて吹奏楽と勉強それぞれに取り組めば、きっと両方ともうまくいくと思います。がんばってください!