大阪のフロンティアでいたい!

内海 伸晃 先生
取材班:
高校の今年の自由曲は「道化師の朝の歌(M.ラヴェル作曲)」、課題曲はⅢの「セリオーソ」とのことですが、その曲を選ばれた理由を教えてください。
内海先生:
自由曲の「道化師の朝の歌(M.ラヴェル作曲)」に決めたポイントは、「今年のメンバー構成で、どのパートにどんな名人がいるか」を考えた上で「このメンバーならこの曲はできるな」、そんな軽い感じで決めました。あとできるだけこの近くの学校で演奏したことのない曲を選び、「大阪のフロンティア」でいたいと考えています。メジャーな曲を選ぶ時もありますけどね。他にもいくつかこだわりがあります。例えばコンクールでは同じ曲を二度と選ばないとか、課題曲が日本モノだから自由曲は絶対日本モノを選ばないとか。
課題曲については、僕はⅠの「ブライアンの休日」にしようって言ったんですが、高校生が「ブライアンは中学生に任せましょう」って言うんですよ、偉そうに(笑)。それと今年から課題曲の制度が変わってマーチとそうでない曲が混合になったけど、うちの高校が関西大会に進めなかった年は全て課題曲がマーチの年なんです。その原因は僕がマーチの練習が嫌いだからだと思うんです(笑)。だから課題曲の制度が変わったことは、うちにとっては良かったと思います。
内海 伸晃 先生

天井の高い音楽室

取材班:
中学校の今年の自由曲は何ですか?
内海先生:
今年の中学Aの自由曲は『「交響曲第五番」より第2、4楽章(M.アーノルド作曲)』なんですが、これって法則があるんですが、どんな法則か分かりますか? 実は昨年のコンクールで高校Aが演奏した自由曲が今年の中学Aの自由曲なんです。昨年の中学Aの自由曲『「スペイン狂詩曲」より祭り(M.ラヴェル作曲)』もそうです。これだと高校生が譜読みはできているし、コードもスコアも内容も頭に入ってるから「あなたの吹いているのはこういう意味なんだよ」と中学生に教えられる、そりゃ中学生も上手くなりますよ。しかしこの方式、今年くらい周りにはバレるやろね(笑)。中学校も今年でコンクール初出場から3年目、つまり今年の中3生にはコンクールを経験したものが多数いるわけで、ある意味楽しみな年ですね。