吹奏楽を指導し続けて42年。

羽地 靖隆 先生

尼崎市立尼崎高等学校吹奏楽部 顧問
兵庫県吹奏楽連盟 副理事長
2011年尼崎市文化功労賞受賞
(2012年10月27日現在)

取材班:
最初に、先生の吹奏楽の経歴を簡単にお話しいただけますか?
羽地先生:
私は中学1年まで沖縄県の伊良部島で生活していました。中学2年の時に父の仕事の都合で尼崎市に転校して来ました。当時楽器を持つということは大変な時代で、学校にオルガンがやっとあるくらいで、ピアノももちろんありませんでした。そんな時代ではありましたが、尼崎市立尼崎東高等学校に進学してから、なぜか「楽器をやってみようかな」と思って吹奏楽を始めたのが最初のきっかけです。残念ながら、その尼崎市立尼崎東高等学校も昨年の春に尼崎産業高等学校と統合してなくなってしまったのですが...。恩師は馬場武彦先生で、そこでホルンを担当していました。私が卒業した後にはコンクールの全国大会にも出場するぐらい吹奏楽の活発な学校になりました。私がいた頃はそうでもなく、みんなで楽しく遊んでいました。当時は田んぼばかりの中に学校がポツンと建っているような環境でしたから、外で楽器を吹いてもマーチングをやっても、周りから苦情がくることはありませんでした。そんな感じで高校時代に音楽の楽しさを知り、大学は作陽音楽大学に進学しました。そこで教員免許を取得し、卒業した1971年からずっと吹奏楽の指導を始め、今年で42年になります。