| 演奏会レポート【13】 スペシャルレポート 第57回全日本吹奏楽コンクール 〜高校の部〜 |
| ■レポーター: |
大阪府立北野高等学校吹奏楽部 |
新田さん(高2生・トロンボーン) |
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森くん(高1生・チューバ) |
| ■演奏会: |
第57回全日本吹奏楽コンクール 高校前半・後半の部 |
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平成21年10月25日(日) 普門館(東京都杉並区) |
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今年も「We Love Brass」では、現役吹奏楽部員による全日本吹奏楽コンクールのレポートを実施。今回は、大阪府立北野高等学校吹奏楽部のトロンボーンの新田さんとチューバの森くんの2人に、10月25日に普門館で行われた第57回全日本吹奏楽コンクール(高校の部)をレポートしてもらいました。 |
| ※なおこの企画は関西からの日帰りスケジュールが組まれている関係上、残念ながらプログラム1番の柏市立柏高等学校の演奏は聴くことが出来なかったので、プログラム2番の天理高等学校の演奏からのレポートとなります。 |
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| ※学校名をクリックするとレポートが表示されます。 |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け、パントマイム、全員の踊り (M.ラヴェル 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、まず初めの出だしから全員の抑揚が揃っていて引き込まれました。テンポを揺らす所と全員で揃える所の切り替わり、きれいに鳴らす音と課題曲X特有のずれた音の切り替わりが見事で、メリハリのついた演奏でした。 自由曲は、会場全体を包み込むようなサウンドで、底から何かが湧き上がるようなクレッシェンドが印象的でした。木管の表情が豊かで、頭の中で情景が想像出来るようでした。中低音の奏でるハーモニーが美しく、うっとりとしました。ダイナミクスレンジが大きく、木管の音が客席まで届いていて、金管も木管の音を全く潰していませんでした。打楽器もバランスが良く、心地良かったです。pでもクリアなままで、トゥッティでは迫力がすごかったです。個々の音色が曲調によって全て変えられていたのには驚きました。 全体的に、丸く、柔らかいサウンドだったと思います。(新田)
この天理高等学校の演奏が、憧れの普門館で最初に聴く演奏でした。 課題曲の最初の音が鳴った瞬間「何だ、このサウンド」と思いました。フルートやクラリネットの音があまりに太く、1本1本の音色が統一されていて、その1本1本を聴き分けるなんてことは全く出来ませんでした。それはフルートやクラリネットだけでなく、チューバなどの低音楽器でも同じでした。さらに音の受け渡しもきれいで、どこで切れているのかが全くわかりませんでした。 自由曲は大好きな『バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より』でした。ハーモニーが音楽から出てくるような印象を受けました。テンポが変化した時のテンポ感が完全に統一されているのがすごいと感じました。休みの後に出てくる音が全員全くずれないのと、pからfへのダイナミクスの変化のグーッと突き上げてくる感じは本当にすごかったです。
演奏全体を通して、演奏者があまり動いていないのが印象的でした。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 華麗なる舞曲 (C.T.スミス 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲の冒頭はすっきりとしていて、スネアドラムに存在感がありました。木管メロディはたっぷりとしていて、余韻が良く残されていました。トリオのトロンボーンの裏打ちが心地良かったです。音楽の進んでいく方向が良くわかる演奏でした。
自由曲は、まず第一音目の鳴り方が大迫力でした。チューバの音圧がすごかったです。クラリネットのソロは2階席まで良く飛んでいて、フルートソロも太くしっかりとした音でした。チューバ、ユーフォニアムの支えがとてもしっかりとしていました。またホルンがものすごく迫力がありました。そして何と言っても、全員でのタンギングがぴったり揃っていて、その迫力に圧倒されました。どんなパートでも連符が正確に一定に刻まれていて、これだけ細かい動きをここまで揃えられるのは本当にすごいと思いました。一生懸命に演奏している様子なのに全く狂いがなく、迫力のある演奏でした。(新田)
課題曲は、まずファンファーレの残響が半端じゃないのにびっくりしました。直後からの低音の刻みのコントラバスとチューバのバランスがすごい良かったです。途中の挿入部で、パーカッションの揃いが特に良かったです。トリオに入ってからも、音の大小がはっきりしていて良かったです。対旋律のユーフォニアムがテナーサックスを包む感じが最高でした。ホルンのベルアップも効果的で良かったです。
自由曲で最も印象に残ったのは、高音・低音関係なく音圧が揃ってかかっていて、音が太いということでした。コントラバスのビブラートまで揃っているのにはびっくりしました。ソロのときに、指揮者がソロ奏者を見ないというのと、ソロ中の伴奏がソロを引き立てていたのが良かったです。また、ホルンのハイFとかトランペットのハイ♭Bなどの高音も苦もなく出されていて、個人の技術力に本当にびっくりしました。最後の最大音量は「女性でも関係ない!」ことを思い知らされ、圧倒されました。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | 「翡翠」より I.雨上がりに... II.焔の如く輝き (J.マッキー 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
配置が、コントラバスの後ろにマリンバ、チューバの後ろにハープという工夫がなされていました。 課題曲は、打楽器のキレが良く、管楽器も良く吹き込んでいました。曲の雰囲気に合った、しっかりはっきりした硬めの音でまとまっていて、良く鳴っていました。
自由曲は冒頭の雰囲気が良く出ていて、トランペット、トロンボーンのハーモニーがきれいでした。途中、トランペットが舞台袖へ行ってソロを吹いたのですが、遠くから聴こえてくる感じがすごく印象的でした。木管の軽快な部分は表情が良く出ていて、明るく軽やかなサウンドと曲がぴったりでした。個々の音がしっかり耳まで飛んできていて、低音のしっかりとした支えの上に、金管のキラキラ輝く音が素敵でした。曲調が壮大な部分でも、その雰囲気が良く伝わってきました。最後はチャイム2台を使っていて、よりサウンドに輝きが増していました。
全体的に、かわいらしい、清々しいような印象が残りました。(新田)
課題曲は、木管のタッチがすごく優しいのに、出だしから密度の濃い音がずれずに鳴るのがすごいと思いました。またトランペットの音が固まりで飛んできたり、トロンボーンの低音が割れずにしっかり鳴っていたり、チューバ2本、弦バス2本、バスクラリネット2本とは思えない低音の張りが印象的でした。最後に足をドンッとする所まで揃っていて、感動しました。
自由曲は、最初のところでコントラバス2本が上のDの音のピッチを確実に合わせていて、すごいと思いました。ダイナミクスが本当に大きくて、特にチューバなどの大きい音は、音が割れるギリギリまで吹いているかと思えば、小さくなってもタッチが明確だったのがすごかったです。クラリネットの高い音も本当に無理なく出ていて、トランペットのハイCなんかも抜けるような音で感動しました。バンド全体の音が1つにまとまって、全てが一気にバンッと飛んでくる感じで、天理高等学校や精華女子高等学校とは少し違った音楽で、なんだかすごく爽やかな演奏で聴きやすかったです。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 交響曲第3番「ドン・キホーテ」より (R.W.スミス 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
課題曲の冒頭は、低音にずっしりとした感じがありました。トランペットの音が、バンド全体を包み込むようなまろやかな感じで、クラリネットの音はまるで1本で吹いているかのように揃っていました。トリオのユーフォニアムの対旋律の歌いこみはすごかったです。全体的に柔らかく、落ち着いた感じのマーチでした。
自由曲はユーフォニアムソロで始まり、そのソロがたっぷりと演奏されていました。低音のユニゾンがぴったり揃っていて、トランペット全員が全く均等に吹いているようで、良く飛んできていました。トランペット、ホルンのソリが格好良かったです。トゥッティではバリバリと音が飛んできていました。パーカッション→トランペット→低音と音楽が移り変わるときに流れがそのままで良かったです。ホルンの対旋律の時に、主旋律をつぶさずに立体的に引き立てていたのが見事でした。クライマックスは、パーカッション以外の人もカスタネットを叩いて盛り上げていたのが印象に残りました。(新田)
課題曲は音の処理がピタッと揃っていて、次の音楽が始まっていくのもすごく自然に感じました。Aメロに入ってから、低音が音楽の周りを優しく包み込むような暖かい音色の刻みで、すごく聴きやすかったです。シンバルを優しくならす音もすごくさりげなく、より一層マーチが際立って良かったです。トリオに入って、ホルン7本の対旋律が1本に聴こえたのにはびっくりしました。挿入句Bのfに入った瞬間に音楽がさっと切り替わるのはすごかったです。トリオからのユーフォニアムとテナーサックスの音色のバランスがすごい良かったです。音の残響が最後まできれいでした。
自由曲は、最初から安定したリズム感が続いているのがいいと思いました。包み込むような暖かいハーモニーは、ブレスがきっちりと統一されているためにアインザッツがきっちり揃っていました。長いフレーズの処理もすごくきれいでした。また、トランペットとホルンのファンファーレの鳴りがすごくて、でもお互いに潰し合わない、あのバランスはすごかったです。トロンボーンのペダルトーンとチューバの響きが溶け合っているのもすごいと思いました。最後のトランペットとホルンのファンファーレは本当にずれてなくて、気迫さえ感じました。(森) |
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| 課題曲: |
V ネストリアン・モニュメント |
| 自由曲: | ポカホンタス (A.メンケン 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、始めのサウンドから雰囲気が出ていて、続くクラリネットのメロディの音圧がものすごくしっかりしていました。中間部のソロの掛け合いが表情豊かで本当に美しかったです。全体的にブレンド感があるのに、聴かせ所はしっかりとその楽器の音が出てくるのが、素晴らしかったです。
自由曲は、木管の鳴り方がすごく良い上に金管のハーモニーが素晴らしく、お互いが引き立て合っていました。サウンドがくっきりとクリアなままで、さっと表情が切り替わるのがすごかったです。パーカッションも生き生きとして格好良かったです。メロディと伴奏の役割がきちんと目に見えるようで、激しい所でもサウンドが乱れず、聴いていて本当に気持ち良かったです。盛り上がりも迫力がありました。個人の音色が良いだけでなく、パートのまとまり、そして全体のサウンド感、ブレンド感、そしてバランスの良さに、思わずうっとりとするような演奏でした。(新田)
課題曲Vは今日初めて聴きました。出だしはかなり落ち着いた感じだったのに、音楽が前へ前へ進んでいく、スピード感を感じました。木管の音が本当に丸く飛んできて、タッチの軽さを感じました。アルトサックスの音色が全然トゲトゲしくないというか、いかつくないというか・・・(笑)、まるでクラリネットの音でした。テンポが一度遅くなった後、シロフォンを叩くときのバチの持ち方が工夫されていたのも良かったです。早くなった後、メロディが受け渡されていくのがどれも出過ぎることも無くて、スムーズに流れるのがすごかったです。直後のタメが予想以上に長くて少し戸惑いましたが、その瞬間会場中が息を呑むような空気に包まれていて、こんな空気をいつか自分のバンドでも出せるようになればと思いました。終結部のトランペットの華やかさ、最後の残響は本当に感動しました。
自由曲は、まず木管の美しいハーモニーが印象的でした。序盤に、コントラバスが♭Eをピチカートするところで、ボンゴの音程も同じに合わせているのがさすがだと思いました。とにかくどのパートもソリがソロに聴こえるほどぴったり合っていて、特に途中のトランペットのソリには感動しました。また、トロンボーンとホルンのファンファーレとトランペットのファンファーレも、音域の差があるにもかかわらず同じに聴こえ、びっくりしました。チューバ4本という重厚な編成から生まれる音圧はすごかったけれど、それでも表現しきれないアクセントをバスドラムがさりげなく支えているのにも感動しました。フルートも1本1本の音量が大きくてびっくりしました。統一されたたっぷりとしたブレスからの音には、凛々しさを感じました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 喜歌劇「チャルダッシュの女王」セレクション (E.カールマン 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
まず課題曲の冒頭が「上手い!!」と思える演奏でした。余韻の残し方が長めできれいで響いていて、なおかつ上品な感じで、トランペットのハーモニーも豊かでした。クラリネットの音がまとまりながらも響いていて、フルートの音もクラリネットの音と上手く混ざりながら豊かでした。
自由曲は、パーカッションで始まった後全員で手拍子をしていましたが、それが曲の感じに合っていて楽しそうでした。木管の音も良く飛んできていました。中間部では、サックスの音がキラキラとしていて色っぽく、フルートの歌い方もきれいでした。金管のハーモニーは美しくうっとりとしましたが、曲調が変わるとまたガラッと違った雰囲気でした。カスタネットが心地よいアクセントを加えていました。曲に合わせて雰囲気や音色が素早く切り替わるのが、すごいと思いました。(新田)
課題曲Wで驚いたのは、冒頭のファンファーレからAに入る瞬間の響きです。そのまま本当に自然な流れでAからの音楽を聴くことができました。ピッコロの音が丸いと言うか柔らかいと言うか、鋭く刺さる感じが全くありませんでした。挿入句の後のメロディには工夫がされていて、最初はアルトサックスが大きくて、次はトランペットを重視しており、変化があってすごく楽しかったです。トリオのトロンボーンとスネアドラムの裏打ちがすごくて、トロンボーンは粒が1個1個はっきり揃っていて、スネアドラムは小さい音量でもロールの粒が細かくて、本当にきれいでした。低音の刻みがどこも切れないのも良かったです。ただ最初に比べて最後の響きが少し足りない気がしました。
自由曲は、最初の手と足の「パンッ」において、みんなの腕・足の高さがきれいに揃っているのがすごかったです。ピッコロとトロンボーンの対旋律がトランペットの太い豊かなメロディをつぶさないのもすごいと感じました。低音がとにかく厚くハーモニーをしっかりと支えていて、また刻みのタッチの明確さが音楽をどんどん前へ引っ張っていき、全体のテンポ感やスピード感をまとめているのがすごいと思いました。ファンファーレ全般がほんとにきれいにまとまっていて、それが和音でもユニゾンでも全て豊かで、しかもアインザッツが揃っていて本当にきれいでした。全体を通して、圧倒される音圧がやばかったです。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より (M.ラヴェル 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲は、冒頭のホルンにたっぷり感があり、クラリネットのメロディが良く歌い込まれていました。fだけでなくpも上手だなと感じました。全員の縦の揃い方がきれいで、またメロディの絡み合いが聴いていてちょうど良く、上手かったです。ユーフォニアムの音色やチューバの支えも良かったです。
自由曲は、低音メロディの盛り上がり方がすごく良く、金管ハーモニーの上に木管のピリッとした音色が重なるのが良かったです。サックスの音色やビブラートが美しかったです。ダイナミクスレンジの幅が大きく、トゥッティは迫力がありましたが、とくにデクレッシェンドが上手く、引き込まれました。1度目のクラリネットのソロが、無理なくふくよかな音だったのですが、2度目のクラリネットのソロは全く違っていて面白おかしい雰囲気で、その差に驚きました。最後、2つのスネアドラムがぴったりと揃っていて、全員がピタリと揃った時の迫力がすごかったです。(新田)
課題曲は思っていたより柔らかいファンファーレで少し面食らいましたが、それでもAからのメロディを聴くと、「やっぱり淀工!」と思わせるブランド感がありました。とにかくクラリネットが11本もいるにも関わらず1本に聴こえ、トランペットの高音も華やかで1本に聴こえました。ユーフォニアムやテナーサックスのオブリガードはバランス良く豊かで、ホルンの音圧が本当に大きかったです。また、低音の編成がめちゃくちゃ厚くて、その厚い刻みが、マーチに美しいビート感を与えていて、そこにパーカッションが華を添える・・・みたいな「黄金バランス」のようなものが見えた気がしました。一番びっくりしたのが、最後のファンファーレの迫力で、まるで「最初のファンファーレの時から、この最後を目がけていたのか」と思うぐらい最初と違っていて、衝撃を受けました。
自由曲は、大好きな『バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より』。最初からじわじわと音楽が広がっていく様は、何度もメモ書きのペンを止めて聴き入ってしまいました。ダイナミクスの変化も本当に滑らかで、音量を大きく持っていってもゴツゴツしていないと言うか、たっぷりとしている感じで、小さくなった後でもピッチがぶらぶらすることはもちろん無くて、とにかく「美しい」の一言でした。木管全体で指回しが早いところでも、全くずれていませんでした。また、どの楽器も細かい粒がはっきりしていました。低音も本当に豊かで、急にpに落ちても全然遅れませんし、最後の1分間は書くのがもったいなくて聴き惚れてしまいました。(森) |
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| 課題曲: |
V ネストリアン・モニュメント |
| 自由曲: | バレエ音楽「中国の不思議な役人」より (B.バルトーク 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲では、始めから音楽に合わせて身体が動いていて、表情が豊かでした。木管だけでなく、金管も良く動いていました。曲調の切り替わりが上手かったです。中間のシロフォンは流れに乗って歌っているようでした。トランペットのソロや高音の飛び方がすごかったです。また低音がまとまっていて、ズンズンと迫力がありました。
自由曲は、全員の音圧をすごく感じました。特にバストロンボーンの鳴り方がすごくて驚きました。金管・木管ともに良く飛んでいて迫力があるのに、音色も音程も荒くありませんでした。クラリネット2本でのメロディが1本のようなまとまりで、太く豊かな音色が美しかったです。トロンボーンのミュートソロも2人で別々に吹いても1本のように聴こえ、感動しました。身体の動きが全体に揃っていたので聴覚的にも揃っているように聴こえました。最後の指揮者の表現も力強く伝わってきました。「音楽しているな」と感じる演奏でした。(新田)
課題曲は、各フレーズの処理がすごくきれいでした。メロディもやっぱり音が1本に聴こえ、特にホルンはすごかったです。中間部のホルンの細かい刻みがきっちり揃っている所もすごかったです。ユーフォニアムが音楽を包むと同時に広げるのもすごいと思いました。終結部でトランペットの和音構成を変えていたのには、本当に感動しました。
自由曲は、「出たっ」って感じの『バレエ音楽「中国の不思議な役人」より』。出だしからの木管が全くずれませんし、他の箇所でも細かい粒が全部揃っているのがすごかったです。バストロンボーンは本当に上手い!感動しました。トロンボーンとホルンでつくるFの和音がすごくきれいだったのも印象的でした。その後のトランペット・トロンボーン・ホルンのファンファーレの音圧がやばくて、しかも音がすごく豊かだったのにはびっくりしました。低音の豊かさも魅力的で、音符が上昇系の時に下からせり上がってくるような音圧にはすごく感動しました。後半に入ってからは、トロンボーン2本でのソリが、音色をしっかり合わせていて1本にしか聴こえないのにも本当に感動しました。演奏後には、曲に圧倒されたのと同時に、演奏がとても若くフレッシュな感じがしました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | ディオニソスの祭り (F.シュミット 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲冒頭はトランペットがしっかり、かつ軽やかな感じでした。Aからは響きがありながらもすっきりとしたサウンドで良かったです。トランペットからクラリネットへのメロディの受け渡しの時、音色、音量が同じで同等に聴こえたのには驚きました。ピッコロがすごく歌い込まれていました。スネアドラムが2つ使われていて、少しもずれずにシャキッと気持ち良かったです。メロディの流れ、バランスの良い演奏でした。
自由曲は、ユーフォニアムの音が輝いていて、フリューゲルホルンの音が美しく、個人の音色の美しさを感じました。サックスを始め、ビブラートが大きめで揃っていて、美しかったです。トゥッティでのアクセントなど、決め所が決まっていて格好良く、次々と曲調が移り変わっていくのは見事でした。決め所は身体も使って合わせていました。迫力があるのに、pでもその精度が変わらず、すごかったです。堂々とした演奏、という感じがしました。(新田)
課題曲で一番印象に残ったのは、パーカッションがマーチの全てを一定のリズムで引っ張っていた所です。ファンファーレのトランペットは華やかで、その後がすごく聴きやすかったです。また、ホルンの裏打ちのハーモニーが細かい音符の中からはっきりと聴こえてきて、きれいと感じるとともに、音の立ち上がりの早さにびっくりしました。トリオに入ってからは、全体のまとまり感がすごく良かったです。最後の方のトロンボーンとユーフォニアムのオブリガードのバランスが、すごく良くてきれいでした。
自由曲は「ディオニソスの祭」。コントラバスクラリネットの音が効いたズッシリとした出だしは、思わず息を呑みました。クラリネットがたっぷりとした息遣いで、1本でも全員でも変わらない音の太さがすごかったです。ハーモニーがとてもきれいで、ソロ中などの伴奏としての和音も、聴かせどころの和音も、それぞれが役割を理解している上でのきれいさがあって感動しました。全体をユニゾンで吹いた時に音が溶け合っているので、何倍にも増幅して聴こえてくるのがすごかったです。木管のトリルが、今まで見たことが無いぐらい細かくてびっくりしました。トランペットが細かい粒を並べる箇所では、何人で吹いてもきっちり揃うのがすごかったです。ダイナミクスの大きさも印象的でした。この学校の演奏を聴いていて一番思ったことは、個人技の高さです。ピッコロやフリューゲルホルンの音色がとてもきれいで、トランペットやユーフォニアム、サックス群の個人技も高かったです。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | バレエ音楽「ガイーヌ」より (A.I.ハチャトゥリアン 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
課題曲の出だしは上品な感じで、ホルンが良く飛んできていました。クラリネットの低音がしっかりと鳴っていて、トロンボーンのハーモニーもきれいでした。トランペットの音色は柔らかい感じがしました。抑揚が良くつけられているマーチでした。
自由曲は、まずトランペットとトロンボーンが揃っていて迫力がありました。トランペットのハイCがしっかりと鳴っていてすごかったです。フルートソロが低音まで太くたっぷりと鳴らされていたのには驚きました。アルトサックスの音色がとても柔らかく、豊かで美しかったです。木管メロディに雰囲気があり、フルートとアルトサックスが良く揃っていました。「剣の舞」でのトロンボーンの表打ちが太くて力強く、良かったです。打楽器奏者が曲にのっている様子だったのが印象的で、タムタムのキレも良く、格好良かったです。(新田)
課題曲は少し安定感に欠けていたように思いました。低音の下から来るような暖かい響きが良かったです。トランペットの音色が他のバンドに比べて優しかったのが印象に残りました。トリオのユーフォニアムとテナーサックスの対旋律が豊かで良かったです。ピッコロの音が本当にとげとげしくなく柔らかくて感動しました。曲の最後の方で自由曲にスムーズに移動するために、アルトサックス2本とバスクラリネット1本を捨てているのが気になりました。
自由曲は『バレエ音楽「ガイーヌ」より』。最初のファンファーレは本当に華やかで、音も揃っていて美しく、迫力も半端じゃなくて感動しました。フルートソロからアルトサックスへの移行がスムーズで音が切れないのも良く、しかもアルトサックスのソロ中のグロッケンの音が絶妙で良かったです。場面転換のときのテンポ感が本当に統一されていて、すごかったです。またフレーズとフレーズの間にほんとに切れ目が無くて、音楽が流れ続けているのがすごいと思いました。クラリネットの後半の細かく早い動きがぴったり合っていて、思わず「何でそんな早い動きが?」と口走ってしまうほどでした。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 「スペイン狂詩曲」より I.夜への前奏曲 IV.祭り (M.ラヴェル 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、トランペットが輝かしい音でバランスも良く、余韻の残り方も見事で清々しかったです。クラリネットの音に筋が通っていて、スネアドラムにキレがありました。トリオでは特にクラリネットとトランペットの高音とピッコロがたっぷりとしていて、ピッコロは本当に良く歌っていました。音の処理がすっきりと短めでまとめられていて、清々しい明るいマーチだと感じました。
自由曲はまた雰囲気が変わり、ユーフォニアム・ホルンを始めとしてバンド全体の表情の付け方が大きく、クレッシェンドやデクレッシェンドがとても魅力的でした。本物のオーケストラのようなサウンドで、静かなハーモニーの中でのハープが効果的でした。トゥッティの所ではアインザッツがピタリと揃い、迫力がありました。全員の歌い方が揃っていて、メリハリがついていて全くぼやけていませんでした。パーカッションの動きが鮮やかで、本当の祭のような迫力がありました。(新田)
課題曲はこのバンドの演奏が1番印象に残っていて、ファンファーレの音の華やかさと明るさがすごかったです。刻みが本当に軽快で、マーチがどんどん前に進むのにはびっくりしました。トリオに入る前のシンコペーションのリズムがめちゃくちゃ的確で、その時の木管がすごく豊かなのにはびっくりしました。トリオに入ってからは、トロンボーンの裏打ちがすごくはまっていて自分の好きな感じだったので、聴いていて心地良かったです。テナーサックスとユーフォニアムの対旋律で、ユーフォニアム1本でテナーサックス2本を包んでいるのがすごかったです。ピッコロの音がきらきらしていて、密度の濃い音で良かったです。クラリネットがオクターブ違っていても、音の豊かさが変わらないのはすごかったです。低音の音圧が全体を通してすごくて、感動しました。
自由曲は今まで正直「聴かず嫌い」だった『「スペイン狂詩曲」より』。音がどの音も飛び出ることなく全部が一気に「ザァーン」って飛んでくる感じがすごかったです。演奏全体が華やかな雰囲気に包まれていて、メモを取っていたら思わず「おっ」と顔をあげてしまうような、そんな演奏でした。小さな音でも確実に2階席まで届いてくるのが良かったです。クラリネットの音がほんとに太くて、感動しました。曲の雰囲気の変化が激しいにもかかわらず、雑じゃなくきれいな音でした。バスドラムの1発が曲の音量レベルをさらに1つ上の段階に持っていくのが印象的でした。また吹いている時の奏者の動きが統一されているのも、真似したいと思いました。このバンドの配置がすごく整っていたのも印象的でした。(森) |
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| 課題曲: |
U コミカル★パレード |
| 自由曲: | バレエ音楽「青銅の騎士」より (R.グリエール 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲の始めは、響きがあり、スピード感もありました。また、演奏していない人も曲に合わせて身体を揺らし楽しそうでした。金管のたっぷりとしたサウンドが良かったです。トリオになるとガラッと変わり、マーチとは思えないくらい歌われていました。各パートの抑揚が大きく、それによって立体感が出ていました。トランペットのキラキラした音、木管のかわいらしい音、中低音の軽やかなのに充実した音など、これらの音がこの曲にすごく合っていて、個人的に一番好きだなと思える課題曲Uの演奏でした。
自由曲は木管の音色が曲と良く合っていて、トランペットファンファーレも堂々と格好良く、低音域までしっかりと響いていました。また、曲の表現が美しく、聴いていてうっとりしてしまいました。全員がきちんと音楽を表現している感じがしました。木管の調和が爽やかで、金管は余裕があり、トゥッティのバランスが良く、透明感と充実感があって、本当に軽やかで、シンフォニックなサウンドでした。コラールを聴かせる所、堂々と迫力のある所など曲の構成も良くて、本当に素晴らしい演奏でした。(新田)
課題曲Uは今年のコンクールに先輩方が演奏された曲で、習志野高等学校がどんな感じで演奏するのかすごく楽しみにしていましたが、曲の出だしから衝撃を受けました。まとまりのあるとても柔らかいサウンドで、クラリネットとフルートのカウンターメロディーは歯切れが良くとげとげしくなくて、「楽器ってこんな音が出るんだ」と聴き入ってしまいました。トリオに入る前のシンコペーションのリズムは、完全にはまっていて感動しました。トランペットの音がすごく柔らかいのに明るく華やかで、びっくりしました。また、ホルンの裏打ちのハーモニー感が抜群で感激しました。全体を通して低音が本当に豊かで、聴いていてうっとりしてしまいました。
自由曲は、とにかくテンポ感が乱れないのにメロディがたっぷり自由な感じですごかったです。また、ブレスがしっかり統一されていて、出だしが揃わないことがまず無いというのがすごかったです。ダイナミクスの変化もすごくて、特にクレッシェンドの滑らかさにはびっくりしました。途中のトランペット・トロンボーンの美しくて華やかなメロディからクラリネット・フルートのメロディに移る時に、その境目が本当に分からなくてびっくりしました。音楽の「動」と「静」の切り替えがすごくて、ティンパニが「動」の原動力になっているのも良かったです。最後の金管のファンファーレが最高で、とても感動しました。
聴いていて、配置のこだわりやユニフォームのかっこ良さ、そしてもちろん演奏も本当に深く印象に残り、「ここはヤバイ!」と思わずメモしてしまいました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | バレエ音楽「中国の不思議な役人」より (B.バルトーク 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲は、堂々とした始まりの後にAでスッと音量が落ちたのが印象的でした。木管が浮き立っていて、表情の波がピタリと揃っていました。音の処理が重たくなく軽やかで、ダイナミクスレンジの大きさによって「聴かせる」演奏でした。また軽やかな所と重めの所、静かな所と迫力ある所の切り替わりも素晴らしかったです。
自由曲は、連符の音色に無理がなく、トロンボーンが曲調に合わせてバリバリすごく鳴らす時とハーモニーを響かせている時の吹き分けの差に驚きました。木管が強音の後にふっと抜いて急に音が柔らかくなったのにも、胸がキュンとなりました。また低音のまとまりも良かったです。クラリネットのソロでは雰囲気がすごく伝わってきて、オーボエは豊かな音色でした。トロンボーンのミュートソロは、だんだん加速していっても2人の呼吸が乱れることなく見事でした。トゥッティでは特に金管の鳴り方がすごくて、迫力がありました。終わり方にもキレがあり、格好良かったです。(新田)
課題曲Wは、音が自分の頭に突き刺さったかと思うような鋭い出だしで、びっくりしました。また、そこからのメロディがゆったりとした自然な流れで、とても印象的でした。挿入部のメロディと対旋律のバランスがとても良かったです。2回目のファンファーレに向かっていく感じも良かったです。ピッコロの対旋律があまり出過ぎず、絶妙なバランスで最高でした。シンバルの叩き方が、背伸びをするような大きな振りで良かったです。
自由曲は『バレエ音楽「中国の不思議な役人」より』。細かい音符で動いているところは、音量の大小に関係なく1個1個の音の粒がはっきり聴こえてくるのがすごかったです。トロンボーンのメロディの音の張りが素晴らしく、「割れていないのにそこまで大きな音を出せるのか」とびっくりしました。クラリネットのメロディの本数が1本から2本に変わる時の変わり目が本当に分からなくて、そんな音色が揃っていることにもびっくりしました。トランペットの音の鋭さ、低音の音の伸びがすごいと感じると同時に、奏者達が胸を張っているところ、そしておびえることなく音を出しているところに感動しました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 「交響曲第1番」より 第2・第4楽章 (V.カリンニコフ 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、始めからしっかりと音が出ていて、「元気なマーチ」という印象を受けました。トリオの木管が静かに歌っているのが良かったです。ユーフォニアムの対旋律は特に美しかったです。
自由曲の始めの木管の調和は素晴らしかったです。金管のバランスやハーモニーも良く、それらの温かいサウンドが曲の雰囲気をとても良く表現していました。その後一斉に全員が演奏する所では、シンフォニックなサウンドで響きがありながらもアインザッツがピッタリな所にハッとしました。ホルンとユーフォニアムの音が良く抜けており、トランペットとトロンボーンの調和も美しく、チューバの支えがしっかりとしていて、金管の個々の音色の美しさを感じました。木管は、早いパッセージでも乱れがありませんでした。トロンボーンのフォルテの低音が、力強いのにもかかわらず全く割れていないことがすごかったです。最後の部分では、豪華な響きで迫力がありながらも表情が豊かで、壮大な印象を受けました。(新田)
課題曲Wは、正直「あれっ?」と思いました。「表打ちが早い」というよりも「裏打ちが遅れる」というか、全体的には走り気味だったように思いました。トリオに入る前のシンコペーションのリズムが明確で良かったです。トリオに入ってからは、クレッシェンドとデクレッシェンドの差がはっきりしていて良かったです。ホルンの対旋律がとてもきれいでした。またピッコロの透明感のある音に感動しました。木管が人数の割には音が出ていなかったような気がしましたが、個々の音色のまとまりはすごかったです。
自由曲は、とにかく和音がきれいでした。ハーモニーの低音の支えがすごくて、「これが支えるということか」と思いました。ホルンの全てを包み込むような張りのあるファンファーレが良かったです。シンコペーションのリズムの音の張りも良かったです。シンバルの1発から音楽が放たれて、そこから始まる音圧のすごくかかったオーケストラのような感じが、聴いていてたまらなく良かったです。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 「アルプス交響曲」より (R.シュトラウス 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲では、まず始めにトランペットとトロンボーンの音が真っ直ぐに飛んできました。低音には推進力があり、他の楽器は「低音に乗っかって旋律が歌っている」という印象を受けました。テナーサックスの音が豊かで、木管のアンサンブルもしっかり噛み合っているなと思いました。トリオでは全員が歌い込んでいて、音の処理もすっきりとしていました。 特にアルトサックスとピッコロがたっぷりと歌い込まれていました。トランペットとトロンボーンの発音もぴったりと揃っていて、トロンボーンの中音が特に豊かな音色でした。全体的に「安定感のあるマーチ」という印象を受けました。
自由曲では、トロンボーンの力強いハーモニーが素晴らしく、金管楽器全体の中でも存在感のある輝かしい音でした。オーボエソロも表情豊かで、バイオリンのような響きでした。それと、トランペット全員がハイトーンを確実に鳴らしていました。また、トランペットとトロンボーンはお互いにベルで合図することで、タイミングやリズムを合わせていました。木管は常にたっぷりとした豊かな音を美しく響かせていて、すごかったです。どのパートも音を鳴らし切っていながらも無理した音には聴こえず、そのたっぷり鳴っている所から更にクレッシェンドしていく演奏には本当に驚かされました。(新田)
課題曲Wは、低音のたっぷり目の刻みが良かったです。トランペットのメロディラインのハーモニーがサウンド感たっぷりでとても聴きごたえがありました。特に挿入句のトランペットのメロディは、落ち着いているのに響きがとても華やかですごかったです。トロンボーンの音の張りがすごく良かったです。テナーサックスのトリオの対旋律の音色が本当に限りなくユーフォニアムに近くて、びっくりしました。終盤のトランペットとトロンボーンのメロディの音量バランスがとても良かったです。曲の最後の音の残響も爽やかな響きを奏でていて良かったです。
自由曲は『「アルプス交響曲」より』。ティンパニを2セット使った、迫力満点の演奏でした。最初の♭Bは本当に完璧に合っていて、こんなに合うものだとは思っていなかったので、鳥肌が立つぐらい感動しました。金管楽器が何気ない顔をしてハイトーンを当てるのにはびっくりしました。金管の大きい音量からくる音圧がすごくて、特にホルンの音圧はすごかったです。クラリネットの高音とフルートの音色が溶け合っていて、クラリネットがいかに太く優しく、フルートがいかに太く吹いているのかが良くわかりました。またそれがピッコロとの溶け合いになった時も強く感じられ、本当にすごいと思いました。ダイナミクスの変化もはっきりしていて、音量変化が激しいのに音が荒くないことに驚きました。また、和音の作りが確立されており、倍音がはっきりと聴こえたり、全部の音が塊で飛んでくる演奏には感動しました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 「交響曲」より (矢代 秋雄 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲の出だしは、トランペットとトロンボーンがベルアップをしていました。Aからは柔らかいサウンドで、トランペットの音色が豊かで美しく飛んできていて、クラリネットの低音もたっぷりとしていました。1人1人が良く身体を動かして歌っており、音の1つ1つに表情がついているなと感じました。デクレッシェンドが上手かったです。音楽の構成が良く考えられているなと思いました。
自由曲は、金管のハーモニーが豊かで、雰囲気が良く伝わってきました。ピッコロとバスクラリネットのユニゾンは息がぴったりという感じに揃っていました。リズムもパキパキとはっきりしていて、また曲調によって音色もがらりと変わっていました。各パートの絡み合いが見事でした。コントラバスが良く動いていてすごいと思いました。ダイナミクスレンジが大きく、特にトゥッティの時には迫力がたっぷりとあり、全員がしっかりと揃っていて、壮大でした。(新田)
課題曲は、出だしがすごく華やかで、音も雑ではなくまとまって飛んでくるのが良かったです。低音の刻みは軽やかだけど音を長くとっていて、ビート感がしっかりしていて良かったです。木管の音色がとても暖かく優しい音だったのがすごく印象的でした。また、後半のメロディや最後のファンファーレでトロンボーンの音の張りがトランペットに負けてなくて、かつ全体の音楽を崩さなかったのが良かったです。
自由曲は『「交響曲」より』。この曲ではハーモニーを作る時にいかに低音がしっかりと鳴らさないといけないかを思い知らされるほど、低音の一定の音圧と響きがすごかったです。木管2本のソロのつなぎは、本当につなぎ目がわからないほど滑らかにつながっていてすごかったです。全国レベルになるとホルンの高音が当たるのが当たり前だということをこの学校の演奏を聴いて改めて感じました。この曲で1番びっくりしたのが、最初はすごい音圧だったので全く気づきませんでしたが、トランペットが4本で演奏されていたということです。曲全体で音量が特大になるところで、全然音が割れないのがすごかったです。
あと、演奏前に照明がついてからもみんなが笑っていたのが印象に残ったのと、ホルンが全員ベルアップ気味だったのにはびっくりしました。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | アクシス・ムンディ (S.ブライアント 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
課題曲は、雰囲気が良く伝わり、調和する所と突き抜けて出てくる所の区別がしっかりされていて、メリハリがありました。チューバの音形がきれいでした。アインザッツもぴったりと揃っていて、絶対に何が何でも揃えるという意気込みのようなものを感じました。クライマックスでは、気迫をものすごく感じました。
自由曲は、最初からしばらく静かな曲調で、どうなるのかなと思っていたら、急に全員で強奏になったのでびっくりしました。どの楽器も良く鳴らされていて、個々の技術が高いなと思いました。ハイトーンやタンギングなどについてはトランペットやトロンボーンも良かったですし、特にホルンが素晴らしいと感じました。迫力もしっかりある演奏だと思いました。
あと、タムタムをバンドの真ん中に配置するという工夫がなされていました。(新田)
課題曲Xはしばらく聴くことがなかったので新鮮でした。出だしの木管がつないでいる音を目をつぶって聴いていると1本の楽器が吹いているようにしか聴こえないほど、音量・音程・音色が揃っていてすごかったです。休符の後に鋭い音符が入ってくる所では、誰も臆することなく、ずれ一つなくビシッと入ってくるのがすごかったです。ホルン・トロンボーン・トランペットの細かい粒が全部揃っているのを聴いて、「自分たちもこうなりたい!」と思いました。クレッシェンドで低音が下からグーッと出てくる演奏も見習いたいです。曲の最後、残響が消えるまでしっかり待っているのが良かったです。
自由曲は「アクシス・ムンディ」。どんな曲かと思っていたら、始まったのも気づかないぐらい小さなマリンバの連打で、その間の緊張感がすごくて、気がついたら息を呑んでいました。トランペットとトロンボーンの音のブレンド感と音の張りがすごかったです。トロンボーンのグリッサンドとホルンのグリッサンドが今まで聴いたことのないぐらいの迫力ですごかったです。ただ残念なことに、舞台上の演奏中に髪の毛をいじっていた人がいて、それがとても目立ってすごく気になりました。そう思うと、自分たちも普段から演奏中にいかに無神経にもぞもぞしているかを考えなければならないと思いました。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 交響曲第5番「革命」より 第4楽章 (D.ショスタコーヴィチ 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、冒頭のアインザッツがぴったりで、トランペットとトロンボーンの音の長さ・音色も揃っていました。ユーフォニアムとテナーサックスの歌い方が豊かで印象的で、チューバの音形がきれいだなと思いました。輝きのある明るいサウンドで、堂々とした感じのマーチでした。
自由曲はまずトゥッティがものすごく迫力があり、トランペットとトロンボーンの音圧や揃い方に圧倒され、タンギングにも狂いがありませんでした。トランペットソロがものすごく良く鳴っていたのに驚きました。また、その後トランペット全員で吹いても濁りが全くなく、豊かにふくらんで聴こえてきたことに更に驚きました。クラリネットにも雰囲気があり、フルートソロも表現が豊かで引き込まれました。低音の音色も深みがありました。中間部のハーモニーも美しく、後半のホルンが格好良かったです。オーケストラのように豪華でシンフォニックな響きだなと感じました。(新田)
課題曲は、強烈に印象に残る演奏でした。最初のトランペットのファンファーレは鋭くて、華やかというより豪華でした。そして何といっても低音、チューバ5本には圧倒されました。音圧・音量ともに最強で、重厚感たっぷりの刻みに感動しました。トリオのオブリガードのブレンド感も良かったですが、それ以上に後半のトロンボーンとユーフォニアムのカウンターの音のブレンド感が絶妙で、トロンボーンがこんなに柔らかい音が出るのかと感激しました。
自由曲は『交響曲第5番「革命」より 第4楽章』。この曲で一番印象に残ったのは、何と言っても木管の豊かでシンフォニックな響きでした。その音色がバンド全体に薄いベールを1枚着せたような、そんな印象を受けました。和音を吹いていたホルンが突然早いパッセージに移った時にとても滑らかで、音符を音にする前に頭の中でしっかりイメージすることの大切さを改めて知りました。チューバのロートーンがたっぷりと分厚く響いて、音楽をしっかり支えているなと感じました。クラリネットの音の跳躍の美しさには感動しました。中低音の包み込むような音色がたっぷりと響くDの和音を奏でていて、思わず聴き惚れてしまいました。後半に入ってからは、どんどんトランペット・ホルン・トロンボーンのシンフォニックな響きに磨きがかかり、全体がまとまっていたのが良かったです。
全体を通して、金管の音のまとまりと個人技の高さ、そして響きの豊かさが良かったです。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | 交響曲第1番「巨人」より 第4楽章 (G.マーラー 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、余韻が長めで響きがありました。木管の音色が艶っぽく、ユーフォニアムが表現豊かで、トランペットの音色は柔らかめでした。木管のアンサンブルの絡み合いが見事で、ピッコロの歌い方も良く、最後のスネアドラムはキレがありました。全体を包み込むようなサウンドで良かったです。
自由曲は、トランペットとトロンボーンがぴったりと揃っていて、シンフォニックで堂々とした響きがありました。木管もぴったりとずれることがなく、ティンパニは2つ使われていて迫力がありました。ホルンのハイトーンが、強音でも全く割れずに豊かですごくきれいな音色だったのには驚きました。フルート・オーボエ・ユーフォニアムの音色が本当に美しかったです。チューバの支えがしっかりしていて、豪華で壮大でたっぷりとしているのにクリアなサウンドでした。最後、ホルンとトロンボーンがスタンドしていたところは格好良かったです。終わりもぴったりと揃っていて、迫力がありました。
あと、バンド全体の構え方がすっとしていて、姿勢がきれいでした。(新田)
課題曲では、冒頭のファンファーレは全てが平面で飛んできて、でもトランペットが目立ちすぎることなく、どちらかというと鋭いというより丸い感じで良かったです。直後からの低音の刻みが本当に豊かで、トリオに入ってもその豊かさが落ちないのがすごかったです。トリオに入って、テナーサックスとユーフォニアムのオブリガードがバンド全体の音を包むというか、ユーフォニアム2本であそこまで響きのある音が出るのかとびっくりしました。ピッコロの音色が柔らかくて感動しました。曲を聴いていて、どの音の処理も明確なのに、その残響がすごすぎてびっくりしました。
自由曲はマーラーの『交響曲第1番「巨人」より 第4楽章』。クラリネットからホルン、トランペットまで、どんな高音も無理なくスッと出ているように聴こえ、技術の高さにびっくりしました。低音の豊かな音色は、真似したくなるほど素敵でした。ウッドベースのピチカートがうっとりするほど揃っていて、良く見ると予備拍の時点で揃えにかかっているのがすごいと思いました。クラリネットの音色は、優しく丸い部分もあるのに時折トランペットかと思うような張りもありびっくりしました。トランペット・トロンボーン・ホルン・チューバの最後のファンファーレはほんとに和音もタッチも迫力も最高で、全部塊で飛んでくるし、まさかあそこでスタンドするとは思っていなかったので、口開けっ放しで聴いてしまいました。
全体を通して低音が本当に豊かで、木管の音圧もすごかったと思います。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | バレエ音楽「シバの女王ベルキス」より T.ソロモンの夢 W.狂宴の踊り (O.レスピーギ 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲の冒頭は、迫力があってトランペットがポーンと抜けてきました。クラリネットの強弱の付け方が大きく、吹き込んでいても音が全く荒く聴こえませんでした。パーカッションの音はずっしりした感じでした。トリオのフルートが太い音ですごく歌っていて、全体的にメロディの表情も統一されていてきれいでした。金管も良く鳴っていました。
自由曲は、クラリネットの低音の圧力がすごく、連符がぴったりでした。木管と低音のメロディも、ぴったり揃って吹き込まれていて表情豊かでした。トランペットの音には輝きがありました。一番印象的だったのがアルトサックスのソロで、音が素晴らしく豊かで美しく色っぽくて、本当に感動的で心を揺さぶられました。曲調が変わるとまたガラリと全体の雰囲気も変わり、明るく、優しい演奏になりました。後半ではトランペットが途中で移動し、舞台の両端からメロディを掛け合い、両耳から直に聴こえてくるのがとても効果的でした。パーカッションの演奏は迫力満点でした。最後のクレッシェンドは劇的でした。乱れが全くなく、堂々と雄大な演奏でした。(新田)
課題曲Wは、トランペットの張りが聴いたことのない強さで、自信に満ち溢れているような印象を受けました。挿入句で、パーカッションの揃いというか、リズムの正確さがすごかったです。低音の豊かな響きと、木管の豊かなメロディが音楽を前進させて、どんどん広がっていくのがすごかったです。第二挿入句では、トロンボーンと他の中低音とのバランスが素晴らしく、その中でも特に一番良かったのは、トロンボーンが音を張りすぎることなく聴きやすかったところで、聴いていて最高でした。後半のトロンボーン・ユーフォニアムの対旋律のブレンドがとてつもなく素晴らしくて、聴き分けようと思っても1本にしか聴こえないのにはびっくりしました。
自由曲は『バレエ音楽「シバの女王ベルキス」より』。全体を通して、和音とそれを支える低音の豊かさが一番印象的な演奏でした。前半の低音から高音木管までの激しく細かい動きがバシッっと揃っているのにびっくりしました。トランペットのファンファーレは「やっぱり張りが違うなぁ」と感動しました。ティンパニの両手打ちの4分音符が音楽を前へ前へ進め、演奏自体はそんなに早くないのにスピード感のある不思議な感じがしました。アルトサックスのソロは本当に上手くて、聴き惚れてしまいました。また和音が美しく、形も整っていて、低音・中音・高音のバランスも素晴らしく、どうすればこんなにきれいな和音が吹けるのだろうと思いました。
全体を通して、とてもダイナミクスに富んだ素晴らしい演奏だったと思いました。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | 「カルミナ・ブラーナ」より (C.オルフ 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲は全員でアインザッツ。抑揚がすごく揃っていて、テンポが揺れてもずれがなく、クレッシェンドも派手でした。トロンボーン・ユーフォニアム・チューバの音形がぴったり揃っていました。タムタムの音に迫力がありました。タンギングもぴったりで、気迫の感じられる演奏でした。
自由曲は、課題曲とは異なるサウンドで、まろやかにブレンドされていて、明るく輝いていました。ホルンの音色が豊かでした。全員の歌い方が、身体の動きから統一されていました。トロンボーンは無理なく響く音で、トランペットとトロンボーンの連符がぴったり揃って迫力がありました。フリューゲルホルンのソロが、美しく、心地良かったです。チューバはずっしりとしていて安定感がありました。ティンパニは2つ使われていて、迫力がありました。バストロンボーンの芯のある音色がものすごく飛んできてすごかったです。最後は重厚なサウンドで、終わりのクレッシェンドの幅が大きく、本当に迫力・気迫たっぷりの演奏で、すごかったです。(新田)
課題曲は、1つの音楽が流れて、まるで1人のピアノ奏者がピアノを弾いているように、違う楽器から違う楽器に受け渡されていくのが本当にすごいと思いました。さらにコントラバスのピチカート1つをとっても機械の様に正確に揃っているので、聴いていても非の打ち所がないと思えるぐらいすごかったです。また、音楽の感じ方が統一されていて、出だし・フレーズ感・キリのずれることがないのもすごかったです。そして、その音楽を支える低音がチューバ4本・コントラバス4本・WWbs6本と重厚感たっぷりの豊かな編成で、聴いていて安らかに包まれる感じが最高でした。
自由曲は『「カルミナ・ブラーナ」より』。ホルンの出だしを受け継いで、そこからずっと流れが一定でした。ホルン・トロンボーンの高音の粒が完璧に揃っていて、またどんなフレーズでも処理が乱れずに丁寧なので良かったです。突然始まったトランペットとトロンボーンのファンファーレはインパクトがすごくて衝撃的で、動かしていたペンも思わず止めて顔を上げてしまうほどの、決してイガイガじゃない面の鋭さがすごかったです。中間では、コントラバス4本の低音の音色の丸さ、柔らかさが良かったです。またその伴奏に乗るオーボエソロやフルートソリも良かったです。トランペット(フリューゲルホルン?)のソロのタッチと処理が抜群に上手くて、さらにその裏で鳴っていたホルンのハイトーンが素晴らしすぎました。ユニゾンで鳴った時の迫力がすごくて、まるでホール全体を飲み込むような津波をイメージさせる音圧に圧倒されました。トランペットとトロンボーンのファンファーレは、立体感あふれる豊かなハーモニーとサウンド感に感動しました。
全体を通して、やはり特筆すべきは低音の重厚さで、どんな場面でも豊かにバンドを支えていたのは見習いたいと思いました。そしてパーカッションの思い切りの良さが際立って、アクセントの時に「パァーン」と一発入るだけで音楽がより際立ったのがすごかったです。後は、低音群や金管隊の配置にこだわりがあって良かったです。演奏前に笑っている笑顔も素敵でした。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | 楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り (R.シュトラウス 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、アクセントや音の立ち上がりがとてもはっきりしていて、金管の強音が豊かでした。トロンボーンの低音は割れずに太く力強く、チューバは安定感があり、 トランペットの発音は堅めではっきりしていました。表情も良く出ていて、強音の力強い所の音色と静かな所のたっぷりとした音色の吹き分けがきちんとされていました。
自由曲では、タンバリンが力強くて効果的でした。オーボエソロが哀愁漂っていて、心に沁み入ってきました。コントラバスのグリッサンドがぴったり揃っていましたし、フルートは表情豊かでした。木管のブレンド感やアンサンブルが良かったです。ユーフォニアムの音色は艶っぽくて良く抜けてきていましたし、クラリネットの表情はきっちり統一されていてきれいでした。木管と金管がブレンドされていてたっぷり豊かで、心地良く音が混ざっていて素晴らしかったです。トランペットのハイCが4回とも完全にあたっていて、かつ音色もきれいで見事でした。トロンボーンの音が良く鳴っていて、圧力があり、「ハリがあるな」と感じました。(新田)
課題曲は、音の突っ込みがバシッと鋭いのに音が割れないのがすごいと思いました。配置が中央に寄っているからかは分かりませんが、パートごとのまとまりがすごくて、一人で吹いているようにしか聴こえませんでしたし、ベルトーンに代表されるような受け渡しが本当に滑らかでびっくりしました。もちろん、タメ・出だし・処理もぴったりでした。そして何より、この前に演奏した大阪桐蔭高等学校と比べて演奏する人数は少ないのに、負けないぐらい低音が豊かなのにはびっくりしました。
自由曲は『楽劇「サロメ」より』。一番印象に残ったのは指揮でした。独特のテンポ感で、思わず「あの指揮で演奏してみたい」と思いました。木管の音がすごく太くて、また音のメリハリがはっきりしていて良かったです。演奏を聴いて感じたことは、1つは「静」と「動」でブレス感が違うこと、そしてもう1つは場面転換直後のテンポ感が統一されているので、すぐに新しい音楽がスムーズに始まっていることがすごかったです。コントラバスのアルコのグリッサンドは、タイミングもピッチも揃っていてびっくりしました。音の受け渡しがきれいで、また各楽器の調和がとれていて、その中で細かい粒が揃っていたりするのは良かったです。ユーフォニアム・オーボエ・トランペットのトップの個人技の高さには驚きました。特にトランペットは、トロンボーンと共に張りがすごくて良かったです。3拍子の裏拍のトロンボーンとハープのハーモニーが素晴らしくて感動しました。また、スネアドラムのロールがめちゃくちゃ細かかったのにはびっくりしました。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | バッハの名による幻想曲とフーガ (F.リスト 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
課題曲は、強弱の波が激しく良くブレンドされた音でした。チューバが安定した音で、スネアドラムがとても効果的でした。テンポをかなり揺らして演奏されていたと思います。
自由曲は、始めから緩急の差やクレッシェンドの勢いがあり、迫ってくる様な印象を受けました。トランペットの音が、抜けてくるのに柔らかく豊かでした。曲調が変わる時は音色や雰囲気もきちんと切り替わっていて、サウンドも重厚で安定感がありました。テーマが別のパートで繰り返されても、表現の仕方は変わらずきれいでした。ホルンがぴったり揃っていて、クラリネットの音色も豊かできれいで心地良く、テナーサックスのソロの連符は素晴らしかったです。木管低音がすごく安定しているなと思いました。たっぷりとした重厚なサウンドとコロコロ変わる曲調が印象に残る演奏でした。
それと、トランペットが3人だけという編成と、チューバの後ろにティンパニという配置には驚きました。(新田)
課題曲は、出だしが強烈に印象に残っていて、フルートの音の受け渡しはそれ以前にもそれ以降にも聴いたことのないぐらいしっかり揃っていました。流れがまとまっていて滑らかで、自分の出る所・引っ込む所が全てわかって演奏しているのが良かったです。トランペットが3本しかいないのには面食らいましたが、それ以上に3本であんな音量が出ることに驚きました。
自由曲は、音がどこから入ったのかが明確で、処理もぴったりで良かったです。クレッシェンドの頂点のサウンド感がすごかったです。木管とハープの音色が溶け合っていて、ハープのグリッサンドを木管で表現していたのにはびっくりしました。ファンファーレの内声部がものすごく豊かで、これもサウンド感がたっぷりでした。激しい動きになっても全く縦がずれませんし、演奏が走らないのがすごいと思いました。後半のトランペットとトロンボーンのコラールは、低音に支えられることでさらに厚く立体的に聴こえてきました。その演奏に思わず微笑してしまうほど聴き惚れてしまい、しばらくペンが動きませんでした。
全体を通しては、配置も低音を固めているからか、本当に低音が豊かでした。ハーモニーの時の低音も最高で、さらにコントラバス・クラリネットでより低音を支えていたのが凄かったです。(森) |
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| 課題曲: |
U コミカル★パレード |
| 自由曲: | 歌劇「トゥーランドット」より (G.プッチーニ 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲の冒頭は、全員の音がブレンドされたままぴったりと揃っていて、中低音の響きも柔らかかったです。明るいサウンドで「清々しいマーチ」という印象を受けました。木管がたっぷりと吹き込まれていて、トランペットもたっぷりと響く音色でした。ダイナミクスの切り替えがすごく効果的でした。チューバが安定していましたし、中音のサウンドも充実していて、さらに和音も良くブレンドされており、「コミカル」な雰囲気も出ていたと思います。
自由曲の冒頭は、迫力のある豪華な響きで、木管メロディは大きなフレーズを良く歌い込んでいました。トロンボーンの和音が常に安定していて心地良く、オーボエの表情が豊かで、トランペットの強音が輝いた音でした。ダイナミクスレンジが大きく、高音から低音まで立ち上がりが揃っていて迫力がありました。木管のゆったりとした旋律がたっぷりと歌われてブレンドされていて、そこに金管のキラキラした音が重なることでシンフォニックになり、全員が音を鳴らしきることで、曲の雄大さや演奏に対する気迫を表現していました。(新田)
課題曲は、まず出だしに入る瞬間のブレスの統一がすごくて、そのブレスからの出だしは弾き出されたかのような弾力があって、そこからはじけるようにマーチが始まっていく、その一連の流れがあっという間に行われている印象を受けました。トロンボーンの包み込むようなサウンドとトランペットの張りのあるサウンドが、音楽にメリハリをつけていたのがすごかったです。バスクラリネットが2本とチューバ・コントラバス・ファゴット各3本の重厚感は視覚的にもすごかったです。コントラバスがたっぷりと弓を使っているのが印象的でした。最後の残響もすごかったです。自然な流れで音楽が進んでいって、「The マーチ」って言えるような演奏でした。
自由曲は大好きな『歌劇「トゥーランドット」より』。高音から中音、低音に至るまで、太くて甘いサウンドが優しく音楽を際立たせ、逆に激しい部分では張りのある丸いサウンドでが曲の急緩の区別をはっきりさせていて良かったです。木管の音も本当に豊かでした。よく見ると、やはり一度に吸う空気の量がたぶん自分たちとは比べ物にならないぐらい多くて、その豊かなブレスと滑らかな指運びにはびっくりしました。特にクラリネットの音が太くて、1本の音にしか聴こえなかったのはすごいと思いました。オーボエとフルートのピッチが完璧だったのにもびっくりしました。それとトランペットのハイトーンがすごかったです。ユーフォニアムの音の密度の高さにもびっくりしました。後半のチューバとホルンの音の密度の高い豊かなハーモニーがすごかったです。最終テーマは、金管・木管ともに豊かで上品な張りが最高で、感動しました。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | ラッキードラゴン 〜第五福竜丸の記憶 (福島 弘和 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲は、出だしの木管の音色が全員揃って響き合っていて素晴らしかったです。トランペットも柔らかくて、たっぷりかつ芯のある音色でした。チューバの音形が美しく、トロンボーンの低音は太く割れず力強く芯があり、木管は身体の動きまでぴったり揃っていました。曲のテンポは遅めですが、ブレンド感を感じました。個人的に一番好きな課題曲Xでした。
自由曲の始めのメロディは、フルートとクラリネットのブレンド感が素晴らしく、本当にうっとりしました。この学校のクラリネットの演奏は、クラリネットとは思えない程良く響いていて、後から入るオーボエとも上手くブレンドされていました。クレッシェンドがすごく大きく、トゥッティでの立ち上がりもすごくシンフォニックで、聴いていてとても気持ちが良かったです。パーカッションのバランスも良く、スネアドラムのキレが良く、格好いい演奏でした。トロンボーンの音は荒くなく豊かで力強く、木管メロディはたっぷりと美しく、トランペットの音には輝きがあり、オーボエの音色も本当に美しく、ホルンのメロディは朗々としていて格好良かったです。そして何といっても、金管と木管のバランスの良さ・ブレンド感・サウンド感が素晴らしく、身を委ねたくなるような響きで、雄大で、壮大な印象を受けました。(新田)
課題曲は、冒頭部分で高音木管が吹いている時の他の奏者の集中力がすごくて、全員が同じ雰囲気の中にいるというのがひしひしと伝わってきました。トランペットとトロンボーンの音色のブレンドがすごかったです。サックスがいい意味で普通の音ではなく、すごく芯のある、太く柔らかい音だったのにはびっくりしました。チューバ4本を広く配置していたので低音がとても豊かに聴こえて良かったです。タッチがはっきりと鋭いのに、音が雑でなくきれいだったのが素晴らしいと思いました。
自由曲は『ラッキードラゴン』。大きな音量の時の音量バランスが低音<中音<高音で、低音はパーカッションに支えられるとさらに強い音になるところが良かったです。低音群の音の立ち上がりや反応の良さにはびっくりしました。トランペットとトロンボーンは細かい音符の粒がはっきりしていて、特にトランペットは細かいところ以外に張りとパートでのユニゾンが素晴らしかったです。クラリネットとフルートの音が1本にしか聴こえない木管のブレンド感の高さにもびっくりしました。銀の4本チューバが内声部の低音をがっちり支えながらバンド全体を包み込み、そしてホール中を包み込むサウンド感のハーモニーはすごかったです。終結部の集中力がすごくて、チューバはローFなのに張りがあって最高でした。(森) |
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| 課題曲: |
X 躍動する魂〜吹奏楽のための |
| 自由曲: | 「交響曲第2番」より (F.シュミット 作曲) |
| 成績: | 銅賞 |
課題曲は、柔らかめのサウンドで、落ち着いた感じでした。ブレンド感があり、合わせる所、決める所が上手く演奏されていました。木管は身体を使って合わせていて、チューバの音色は響きがあり、芯がありました。抑揚が全員で揃っていました。冷静なのに迫力のある演奏だったと思います。
自由曲は、中低音の響きが重厚で、トゥッティの立ち上がりに迫力がありました。曲の雰囲気で音色が変わり、その変化が面白かったです。クラリネットとサックスのサウンドが良く、ハーモニーが豊かでした。縦の揃い方がニュアンスまでぴったりと揃っていて、全体として包み込むようなサウンドでした。サックスのハーモニーがやはり豊かでブレンドされていて、チューバは軽快で、木管低音が充実していました。強弱がきっちり切り替わっていて、管打弦までぴったりと揃えられていて、余裕を感じる演奏でした。(新田)
課題曲は、全体の肌で感じる音圧がすごくて、低音の「支えている」という感じが伝わってきて良かったです。クラリネットが2列目に広く配置していたので、「揃わないのかなぁ」と思っていたら、すごくブレンドされていてびっくりしました。トランペットの細かい粒がぼんやりせず、はっきりとなっていたのも良かったです。
自由曲はシュミットの『「交響曲第2番」より』。最初低音からの流れが「スーッ」と高音に移るのがすごいと思いました。クラリネットはたくさんで演奏していても、本当に1本の音にしか聴こえませんでした。トランペットと木管群の音色のブレンドが素晴らしかったです。また、オーボエのソロの後ろのハーモニーが素晴らしく、そこから次のソロのクラリネットに移ったのがわからないぐらい滑らかに音をつなぐ演奏技術にも驚きました。木管低音のブレンド感がすごくて、1本の巨大な楽器から音が出ているような印象でした。オーボエは本当に上手かったです。
ただ全体的に、曲の最初のテンポが走ってしまっていたのと、少し安定感にかけていた印象を受けたのが残念でした。(森) |
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| 課題曲: |
W マーチ「青空と太陽」 |
| 自由曲: | ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲 (Z.コダーイ 作曲) |
| 成績: | 金賞 |
課題曲は、余裕が感じられるサウンドで、木管メロディがクリアなのに充実していて豊かでした。吹いていない人も身体を曲に合わせて動かしていました。ユーフォニアムとテナーサックスの音が良く抜けてきて、トランペットとトロンボーンはハキハキとしていて、クラリネットのまとまりは美しかったです。木管の音量が金管に負けていないのには驚きました。たっぷりと充実感のあるマーチだったと思います。
自由曲は、木管が透明感のある豊かなたっぷりとした音色を奏でていました。ホルンが力強くてのびのびとした演奏でした。変化や切り替わりが素早い印象を受けました。ユーフォニアムとテナーサックスの音が良くブレンドされていて、チューバの連符は乱れがありませんでした。フルートとピッコロのソロが浮き立つ演奏で、ソロと伴奏のバランスが見事でした。コントラバスには雰囲気があり、低音のサウンドが豪華でした。各パートの旋律の受け渡しにも無理がありませんでした。タンギングが多くても乱れがなく、低音は高音域でも安定していました。やはり木管がいつでも抜けてきていて、また金管・木管・打楽器と合わさった時の迫力はものすごいものでした。それと、チューバの後ろにスネアドラム、バスドラムが置かれていたのが新鮮でした。(新田)
課題曲は、「打楽器がいない!」と思ったら、低音群の近くに固めていたのにびっくりしました。最初のメロディで、クラリネットが1つの歌をきれいにブレンドして全員で歌っていたのがすごく良かったです。トランペットの張りもすごくて、体全体にビリビリと感じる音の飛びと強さは圧巻でした。トリオに入って、リズム系の音色がとてもきれいで、低音の深いサウンドはうっとりしてしまうほど素晴らしかったです。ユーフォニアムとテナーサックスの対旋律のバランスが最高でした。ピッコロの音色が、密度が濃く、でも透き通るような音色で良かったです。トランペットとトロンボーンの第二メロディのところで、トランペット・トロンボーンが他のカウンターメロディが入ってくる瞬間に音量を落としているのが良かったです。課題曲だけをとると、サウンド感は今日一番の演奏でした。
自由曲は、大好きな『ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲』。木管の全ての動きが統一され、音がブレンドされていて素晴らしかったです。しかもその木管の音色をホルンがきれいに受けていたのにはびっくりしました。低音から高音まで、早く細かい動きが統一されていたのにも驚かされました。コントラバスが、音が切れないように16分音符一拍分弓を引くタイミングをずらしているのがすごかったです。木管から金管まで、全ての楽器の音の張りとタッチの明確さがすごく良くて、さらに木管のブレンド感も良かったです。特にトランペットは、ハーモニーになってもブレンド感が消えず、張りがあるのですごかったです。木管の惚れ惚れするような連符からの大音量の張りがすごすぎました。
全体を通して、張りがあるのに雑じゃない演奏と、スッと構えた時に威厳を感じた所が印象的な学校でした。(森) |
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| 課題曲: |
V ネストリアン・モニュメント |
| 自由曲: | バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より 夜明け、全員の踊り (M.ラヴェル 作曲) |
| 成績: | 銀賞 |
課題曲は、抑揚が大きく余韻が良く残っていて、迫力ある響きでした。アルトサックスとファゴットの音が良くブレンドされていて、うっとりしました。金管・木管のブレンド感も良く、きれいに響いていて、全員がしっかり鳴らしているのが分かりました。ホルンの音色が揃ってブレンドされることで力強く聴こえ、トロンボーンの音色は柔らかいのに芯があって力強く重厚でした。曲の雰囲気が良く出ている演奏だなと思いました。
自由曲は、個人の音色が色っぽく、芯があるなと感じました。中低音のサウンドにうっとりとし、またメロディの持って行き方が統一されていてきれいでした。トランペットとトロンボーンの音が豊かで輝きがありました。木管のサウンドは個人的に好きなサウンドだなと感じました。トゥッティの圧力がすごく、良く鳴らされていて、またクレッシェンドもぴったりと揃っていて、連符も揃っていました。ホルンのハーモニーは常に安定していて、チューバの音もとても印象的でした。ダイナミクスレンジが大きく、盛り上がりが劇的で、会場全体を響かせているように感じました。(新田)
課題曲Vは、今日聴いた中で一番良かったように思いました。まとまりのあるサウンド感で、出だしがぴったり合っていて、さらに残響がすごかったです。ゆっくりとなる前の音量が上がっていく所で、段階を踏んできれいに音量が上がっていったのが素晴らしかったです。アルトサックスのソロが最高で、聴いている間は「至福のひと時」みたいな感じでした。木管の美しいブレンドと、それに溶けるようなトランペットの優しい音色が良かったです。最後のところのトランペット・トロンボーン・ホルンの音の鳴りがすごくて、聴いていて少し泣けました。
自由曲は大好きな『バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より』。じわじわくるクレッシェンドから飛び出る、輝くような木管・金管のサウンドが素晴らしかったです。流れるようなメロディと対旋律が厚い編成の低音に支えられて、音楽がどんどん前に進むのがすごかったです。ロータリーバルブのトランペットのサウンドには、優しさと威厳が感じられびっくりしました。細かいパッセージもぴったりはまっていて、ここぞという時のバスドラムの一発が最高でした。クラリネットソロの音色には聴き惚れました。ダイナミクスやクレッシェンドがすごくて、特に音量の頂点のサウンド感が素晴らしく、またその時の高音・中音・低音の音量バランスも素晴らしかったです。(森) |
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スケジュールの都合上、1番目の柏市立柏高等学校の演奏を客席で聴くことはできなかったのですが、ロビーで音響設備を通して聴こえてくる音でも十分に、全国大会のレベルの高さを感じることができました。音の鳴り方、ピッチ、立ち上がり、音色、バランス、サウンド、強弱、表情の付け方など、どのバンドも当たり前にできていて、基礎的なことはほとんど気になることがなく、またどのバンドも上手いといってもそれぞれに個性があり、その次元を超えた違いを楽しむこともでき、とても贅沢な体験でした。私自身、校内の体育大会の次の日ということもあって、もしかしたら途中で眠たくなってしまうのでは…と不安に思っていた所も実はあったのですが、全くそんな心配をする必要はなく、むしろ目の覚めるような演奏ばかりでした。しばらく聴いていると、自分の耳が全国大会の基準に慣れてきてしまって、ある意味で恐ろしくもありました。前半の部は2階席、後半の部は1階席で聴いたのですが、2階席ではとにかく普門館の広さというものを実感しました。舞台までの距離だけでなく、横幅や天井もすごいもので、本当に広い空間でした。そして、これだけ離れていてもしっかり音が届くということに驚きました。1階席では、ずっと距離は近くなりましたが、それでも私たちが普段演奏するようなホールよりは遠いものでした。そして、1階席で聴くと、どのバンドも本当に大迫力でした。 |
楽器の鳴らし方が桁違いだということが、本当に良くわかり、結局最後までその迫力に圧倒され続けました。基本的な楽器の鳴らし方、というのを自分の中で改めて見直す必要があるとわかりました。また、広い舞台に関わらず演奏と演奏の間の舞台転換が素早く、演奏中の姿勢や構え方も揃っていて美しかったです。そういった点でも改めて全国大会の雰囲気を感じることができ、当たり前のことがきちんとこなされているなと感じました。ちなみに普門館では演奏中であれ休憩中であれ、客席の照明は明るいままで、メモが取りやすかったです。
全国大会の生演奏を聴いてからは、よほど衝撃的だったのか、自分自身の音が変わりました。一番変わったのはやはり鳴り方で、一日中すごい演奏を聴いていたので、よりイメージがしやすくなったのかなと思います。そういう意味でも、私にとってこの体験は本当に価値あるもので、また肌で音を感じることの大切さも改めて実感しました。(新田)
まず普門館に着いて思ったことは、普門館の外観がイメージとは違うなということでした。しかし中のホールに入ると外から見るのとは雰囲気が全然違って、なぜか少し不安になるような、緊張感で張り詰めた感じでした。そして何よりびっくりしたのが、そのホールの広さです。天井の高さ・横幅・奥行等全てが巨大で、今までに見たことのないような大きさに圧倒されました。演奏が始まると会場全体が息を呑む静けさで、空調設備の音がうるさく感じるほどでした。あと、その時上を見上げて気づいたのが、会場全体が舞台と変わらないくらい明るいということです。どういう意図で明るくしているのかはわかりませんが、それは少し不思議な感じがしました。演奏が終わると、どの団体にも「ブラボー!!!」の声が飛んで、それにもやはり圧倒されました。
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しばらくして気づいたこともありました。ホールがとてもきれいで、演奏を聴いていて気になることがないという所は、「さすが全国大会、徹底されているなぁ」と思いました。あと、時計が電光掲示板になっていてとても見やすかったです(これはただ単なるホールの特徴かも知れませんが・・・)。それと残念なことに、警備員を巡回させながら携帯電話の電源オフについて徹底しているのにも関わらず、携帯電話をいじっている人がいたことに少し不快感を持ちました。
奏者たちを見ていて気づいたことは、まず基本的に誰も譜面を見ないこと、そして姿勢が本当にきれいなこと、曲前・曲間・曲後の行動がてきぱきというかスムーズというか、自分の役割をしっかりわかった上ですばやく行動していること等、これらを見習いたいと思いました。最後に、観客席の椅子がものすごく硬かったです(笑)。(森) |
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