Vol.3 兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部
兵庫県吹奏楽コンクールの1日を密着取材

今回の「Close-up The Band」に登場するのは、兵庫県立農業高等学校吹奏楽部。創設100年以上の歴史を持つこの学校は「農業」と名の付く通り、「農業科」「園芸科」「畜産科」をはじめ「生物工学科」といったバイオテクノロジーの分野まで、個性あふれる8学科からなる県内でも最大級の農業学校である。教室での授業以外にも農作業等の「総合実習」があり、実地体験を行なうことで活きた技能と知識を学ぶ実践的な授業カリキュラムが組まれている。また毎年11月23日の勤労感謝の日に行われる「県農祭」では、その日のために生徒達が手塩に掛けて育てた新鮮な野菜や草花等の農作物、畜産科の生徒達が用意した牛乳・卵等の食料品が即売所で販売され人気を博している。高校の文化祭にもかかわらず毎年1万人前後の人々が押し寄せるほどの盛況ぶりだ。  そんな農業高校ならではの一種独特な環境の中、実習で鍛えられた自慢の体力と、生命と触れ合う中で育まれた豊かな感受性を武器に、明るく元気に活動を続けている県立農業高等学校吹奏楽部の生徒達。顧問の合田先生の熱心な指導が実り、ここ数年で着実に力を付けてきた今注目の吹奏楽部の一つだ。今年7月に行なわれた兵庫県吹奏楽コンクールの東播地区大会では、深みのある表現と息の合った演奏で見事金賞を受賞。昨年に引き続き2年連続で県大会への切符を勝ち取った。
今回私達取材スタッフは、コンクールにかける先生や生徒達の熱い思いを伝えるべく、コンクール県大会当日の彼らの1日を追った。

【2007年8月9日 取材】

兵庫県吹奏楽コンクール県大会 直前インタビュー

【2007年8月5日・日曜日】

兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部

兵庫県吹奏楽コンクール県大会本番4日前、私達取材スタッフはコンクール本番を直前に控えた県立農業高等学校吹奏楽部を取材するため、学校を訪れた。
最初に音楽室を覗くと、生徒達だけで全体の音合わせ(ロングトーンや音階など)を行なっていた。前に立つ部長が、練習の区切りごとに「今のところで何か気がついた事はありますか?」と部員に問いかける。するとすぐに部員から「はい!」と手が上がり、鋭い意見が述べられる。生徒一人ひとりが周りの音をよく聴き、一つひとつの音を大切に吹こうとしているのがよくわかる。
その後も何回もこのやり取りが繰り返された。このような生徒達が主体となった基礎練習を通して、細かい部分を修正していく地道な作業が、今の県農の音楽づくりの大切なベースとなっているのであろう。生徒達の緊迫した練習風景を目の当たりにし、私達も身の引き締まる感覚を覚えた。

兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部

音合わせが終わると合田先生が前に立ち、自由曲及び課題曲の合奏練習が始まった。本番に向けていよいよ練習も大詰め。自由曲『歌劇「トスカ」より』では、曲中で気になる部分を重点的に練習していった。各パートの音の響き、全体的なタイミングの取り方など県大会本番4日前ということもあり、合田先生の指導もいつも以上に熱が入る。自由曲が終わると、引き続き課題曲へ。
今年の夏は猛暑も手伝って精神的にも体力的にも厳しい練習環境だとは思うが、それでも生徒達の集中力は途切れない。コンクール県大会本番、彼らがどんな演奏を聴かせてくれるのか、今から楽しみである。

兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部

そんな練習の最中、私達取材スタッフは顧問の合田先生と部長・副部長にインタビューを行い、東播地区大会を終えての感想、現在のバンドの雰囲気、県大会への意気込みなどを大いに語っていただいた。


兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部 兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部 兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部 兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部

1日密着取材
いよいよ本番!兵庫県吹奏楽コンクール県大会

2007年8月9日

兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部
9:05
バス出発
(学校⇒会場)
兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部
 
バス出発
(会場⇒学校)
 
解散

兵庫県立農業高等学校 吹奏楽部

コンクールを振り返って

合田先生

コンクールを振り返って

【2007年9月8日 取材】