Vol.5 雲雀丘学園中・高等学校 吹奏楽同好会
生まれたばかりのブラスバンド!

「Close-up The BAND」の第5回目となる今回、紹介するのは兵庫県の雲雀丘学園中・高等学校吹奏楽同好会。阪急電車沿線の閑静な住宅街にたたずむこの学校には、吹奏楽が盛んな地域にも関わらず、なぜか今まで吹奏楽部がなかった。「吹奏楽部をつくりたい!」という生徒たちの強い想いが実を結び、昨年5月にようやく職員会議で承認、6月から活動開始に至る、まだ発足から一年と経たない真新しいバンドだ。まずは「同好会」からということで活動を始めたが、当然楽器を買う予算などない。そのため、楽器はもちろん楽譜や譜面台も不足しており、練習場所すらおぼつかないという厳しい活動環境。それでも部員たちはみんな活き活きと音楽を楽しんでいる。どんなに同好会の運営が厳しくても、待ち望んでいた吹奏楽の活動はこの上なく楽しいようだ。
発足からわずか3ヶ月後の9月の文化祭で同好会初の演奏会を行ない、さらに今年の3月には早くも単独の第1回定期演奏会を開くなど、立ち上がってから一年未満とは思えないほどその活動は積極的だ。「楽器が好き」「音楽が楽しい」というプリミティブなエネルギーが溢れる、生まれ立ての雲雀丘学園中・高等学校吹奏楽同好会の今を追いかける。

【2009年2月5日 取材】

雲雀丘学園中・高等学校 吹奏楽同好会