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片谷先生

「昨年の5月に職員会議で同好会が認められてから半年余り、全力で走り続けてきたように思う」と語る片谷先生。楽器集めに奔走したり、パート練習を充実させるため大阪経済大学吹奏楽総部との合同練習を行なったり、指導不足を補うためプロの演奏家によるクリニックを行なったり...と、部員たちの活動をサポートするために本当に息つく間もなかったようだ。生徒たちの「吹奏楽をやりたい」という熱い想いに応えるべく、先生の指導にも熱が入る。だが、未だ楽器不足には悩まされ、「4月に新入部員を迎えることができるのか、とても心配」と不安は尽きないようだ。

片谷先生

生徒たちからの評判はとても良く、「優しくて面白い先生」「音楽が大好きな先生」「親しみやすく相談しやすい先生」など、信頼も厚い。また、「今、定期演奏会用に練習している『ウエスト・サイド・ストーリー』の楽譜は、実は先生の手書きなんです。もしかしたら、パートに偏りがある私たちのために、編成し直してくれたのかも...」という生徒の話からも、先生の吹奏楽同好会に懸ける想いの大きさが窺える。

そんな苦労の多い片谷先生だが、生徒たちに対しては「ここまでやって来れたのは、本当に生徒たちのおかげです。人数が増え、技術が上達しても、今音楽のできる素直な喜びの気持ちをずっと忘れないでほしい」と感謝の気持ちでいっぱいだ。