キーワード(5) 「このバンドで演奏したい」と、一つに集まった生徒達

生徒達

生徒達にこの学校への入学の動機を訪ねると、「中学生の時に見たウィンドバンドのマーチングに感動して、絶対ここで演奏したいと思っていました」という答えが口々に返ってくる。在籍するメンバーみんなが「このバンドで演奏したい!」という強い志や憧れをもって入学しているところからも、このウィンドバンドがいかに魅力的なバンドなのかがよく分かる。
 パート練習では、限られた時間をフルに活用する姿が見られた。端から見ると演奏機会も多く大変そうだが、本人達は「『大変』な気持ちより『楽しい』という気持ちの方が大きいです」「みんな向上心を持って音楽に臨んでいるので、そんな中にいると自分もやりがいを持てますし、演奏を聴いてくれるお客さんの事を思うと大変でも頑張れます」とハキハキと答えてくれる。
何をするにしても非常に爽やかな印象で礼儀正しい彼女達。楽器運び一つをとっても、上級生が指示を出し、お互いに協力しあってテキパキと行う。この団結力こそがこのバンドの魅力であり、それは「一つ一つの演奏機会を大切にしながら、お客さんのために素晴らしい演奏をしようと思う真摯な気持ち」をメンバーみんなが共有し合うことで生まれているようだ。

生徒達

充実した音楽環境と確かな技術を持った先生達に支えられながら、日々練習に熱心に取り組む早稲田摂陵高等学校ウィンドバンド。阪急少年音楽隊から受け継いだ伝統に対し、時にはプレッシャーを感じることもあるだろうが、演奏を心待ちにしているファンの存在が、彼女達の何よりもの励みになっていることであろう。早稲田摂陵高等学校としてスタートを切った今、新たにどのような歴史を築いてくれるのか、彼女達の今後の活躍に期待が高まる。

生徒達