コンサートミストレス・ドラムメジャー

加島さん 福若さん

コンサートミストレス:
加島さん(3年・トランペット)

ドラムメジャー:
福若さん(3年・ファゴット)


取材班:
最初にコンサートミストレスの方にお聞きします。コンサートミストレスとはどういったことをする役職ですか。
ぼくらのバンドにようこそ!
コンサートミストレス:
コンサートミストレスは、バンドの演奏上の全ての責任を負う重要な役職で、毎年高2生から高3生に上がる時に先生から指名されます。また、合奏前にバンド全体でロングトーンを行っていますが、その時の仕切りも任されています。その際に、コンサートミストレスとして私が気付いた点をみんなにお話ししますが、みんなができるだけ理解しやすいように説明することを特に心掛けています。 それと、このバンドには専任の部長はいません。その代わりに、高3生が五十音順に週番で吹奏楽コースの生徒会長を務めています。生徒会長の具体的な役割としては、練習予定を組み立ててみんなに指示をしたり、自分なりにバンドの週目標を立てて、それを全員で実行していくことです。ちなみに今週の週目標は「積極的に発言しましょう」です。
取材班:
今年の吹奏楽コンクールを終えられての感想をお聞かせください。
コンサートミストレス:
ぼくらのバンドにようこそ!
私が知る限り、ここ3年間でメンバー全員が一番練習して臨んだコンクールだったと思います。指揮者の井上先生自身もこの学校に赴任してからの5年間で一番練習したとおっしゃっていました。全体を通しての感想としては、練習でやってきたことを存分に発揮できた良い演奏だったと思います。演奏後には、先生方からも「大変良い演奏だった」と褒めていただきました。
取材班:
続きまして、ドラムメジャーの方にお聞きします。ドラムメジャーは毎年どのような方法で決められるのですか。
ぼくらのバンドにようこそ!
ドラムメジャー:
ドラムメジャーも先生から指名されて決まります。私が高1生の時に2歳上の姉がこの吹奏楽コースでドラムメジャーをやっていました。そして姉の卒業後、お声を掛けていただきました。だから、私が今ドラムメジャーをやっているのは、姉の影響が大きいと思います。今でもわからないところは、姉に教えてもらったりしています。
取材班:
ドラムメジャーの動きはどのようにして決めていくのですか。
ドラムメジャー:
初めに自分のパートの楽譜をいただいて、それを覚えてから動きに入ります。動きについては川口先生が指示をしてくださいますし、私のレベルや個性を考慮した上で、段階を踏んで教えてくださいます。
取材班:
大会等の本番時と練習時で使用するバトンは異なりますか。
ドラムメジャー:
本番時でも練習時でも同じバトンを使用しています。やはり普段の練習から使っているバトンでないと、いつも通りの演技ができないので。
取材班:
ドラムメジャーの楽しいところはどこですか。
ドラムメジャー:
ぼくらのバンドにようこそ!
楽器を吹いている人よりも目立ちますし、いろんな演技ができるところが楽しいです。それと、演技がきれいに決まった時はとても気持ちがいいです。また、演技中に一人ひとりが集まってつくる全体の完成形を見ることができるのはドラムメジャーの私だけなので、それを見た時は嬉しくなります。
取材班:
では最後に、今後の活動に対するお二人の意気込みをお聞かせください。
ドラムメジャー:
今年は全員がまとまって一つのものがきちんとできるようにしたいです。
コンサートミストレス:
自分たちもお客様もお互いが感動できるような音楽をメンバー全員で作り上げていきたいと思います。そして、一人でも多くのお客様に私たちの音楽を届けていきたいと思います。

加島さんと福若さん

木管セクション

取材班:
バンドの雰囲気についてお聞かせください。
フルート:
学年間の壁も無く先輩後輩が気軽に話せる、明るく笑顔の絶えないバンドです。
オーボエ:
うちのバンドはただの仲良しバンドではなく、オン・オフの切り替えがきっちりできるバンドです。仲間と一緒に日々上を目指しながら切磋琢磨して頑張っています。
サックス:
練習中はみんなで意見を言い合ったりしながら真剣に活動し、休憩中は逆に堅苦しくならないように和気あいあいと楽しくできる、切り替えを大事にするバンドだと思います。
ファゴット:
練習中は厳しく、休憩中や他の場面では楽しくワイワイ騒ぐ、良い雰囲気を持ったバンドだと思います。
クラリネット:
女子高ですが男気溢れるバンドです(笑)。
取材班:
パート毎に自分の楽器の好きなところを教えてください。
フルート:
曲中にメロディが吹けるところと、優しくて柔らかい音色が出るところが好きです。
オーボエ:
他の楽器にはない独特な音色が出ますし、旋律やソロが多いので曲中ですごく目立つところが多いのも気に入っています。
サックス:
低音から高音まで幅広い種類があるので好きです。また、アンサンブルで伴奏とメロディに分かれて演奏する時はとても楽しいですね。
ファゴット:
低音から高音までの全ての音域が出るのでどの役割もこなせるところと、他の楽器では鳴らせない変わった音色が好きです。
クラリネット:
「クラリネット」って言うと、ほとんどの人がどんな楽器が分かってくれるのが嬉しいです。また、クラリネット独特の丸い音色がとても好きです。
取材班:
パート毎の練習メニューについて教えてください。
フルート:
まず基礎練習として、楽器を吹く前にブレストレーニングを行い、その後に「ソノリテ」というロングトーンをしています。他にはスケール練習、オクターブ練習、アタック練習などをしています。
オーボエ:
初めはフルートと一緒にブレストレーニングを行いますが、その後は個人でスケールやロングトーンの練習を行っています。
サックス:
腹筋などの体力トレーニングから始まり、その後ブレストレーニングやロングトーンの練習をした後、タンギングやビブラートなどの個人練習を行います。
ファゴット:
ファゴットはサックスパートと一緒に練習しています。
クラリネット:
最初に腹筋背筋の体力トレーニングを行い、それからブレストレーニングや音をしっかり出すためのロングトーンの練習をした後、音色を一つにまとめるためのサークルロングトーンを行っています。
取材班:
コンサートとマーチングを比較して、それぞれの好きなところや大変なところをお聞かせください。
フルート:
どちらも独特の面白さがあります。コンサートの場合、たくさんの楽器を使って演奏しますし、曲のレパートリーの多いところが好きです。マーチングの場合、動きながら吹くのは簡単ではありませんが、みんなで動きながら一つのことを作り上げていくところが私は好きです。
オーボエ:
コンサートの場合、マーチングと違ってクラシックなどのゆったりした曲を演奏できるのがすごく楽しいです。一方マーチングの場合は、マーチング用の楽器に変えるので持ち替えなどが大変ですが、みんなで動きを合わせたりできることがとても楽しいです。
サックス:
コンサートはたくさんの曲を演奏できるところがとても楽しいです。マーチングは動きなどがとても難しいですが、形ができあがった時には達成感があります。
クラリネット:
動きのあるマーチングとは異なりコンサートは座奏なので、どのように体や表情を使って表現するかなどをみんなで考えながら演奏するのがとても楽しいと思います。マーチングは、演奏と動きの二つの動作を上手く合わせるのが大変なところです。でも、みんなの息が合ってバチッと決まるとすごくカッコいいなと思います。
取材班:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの特徴をお聞かせください。
フルート:
他の学校ではマーチングをするところはマーチングのみ、コンサートをするところはコンサートのみといった具合にどちらかしかしない学校もありますが、早稲田摂陵高等学校では両方ともできるので、切り替えは大変ですがそこがいいところだと思います。
オーボエ:
大会で上位の成績を収める学校になると100人を超える大人数バンドが多いですが、私たちのような少人数バンドでありながら、マーチングとコンサートのどちらも両立してやっているところがいいと思います。
サックス:
他の学校と違ってバンドの人数が少ないだけに、一人ひとりが責任感を持って練習に励みながら、全員が同じレベルを目指して上手になっていける良さがあります。
ファゴット:
やはり人数が少ない分一人ひとりの持つ役割がすごく大切で、大人数バンドに見られるメンバー間の競争もあまりない分、バンドとしてまとまっているところがいいところだと思います。
クラリネット:
音楽面はもちろんのこと、礼儀作法や社会に出てからも役に立つこともきっちり教えてくれるところがいいと思います。
取材班:
指導される3人の先生方は、どのような先生ですか。
フルート:
監督の西出先生はいつも優しい先生で、話をしていてると私たちが癒されます。マーチングの川口先生はバトンを回すのがとても上手で、かっこいい先生です。井上先生は、コンクールのなどを指揮してくださり、練習中は厳しい面もありますが、優しい言葉もかけてくださる先生です。
オーボエ:
練習中はとても厳しい先生方ですが、何気ない話や世間話の時には優しく話してくださいます。今後の行動や目標について相談した時には、真剣にアドバイスしてくださいました。
サックス:
練習の時は真剣に指導してくれますし、練習外では音楽以外の社会に出てからのことなどもたくさんお話ししてくれますし、素敵な先生方だと思います。
ファゴット:
西出先生はいつもニコニコしていて、私たちが尋ねるといつでも話に乗ってくれます。川口先生は練習面では厳しい時もありますが、練習外では私たちと同じようにワイワイ騒いでくださるのですごく親しみやすい先生です。井上先生は私たちのことをとても考えてくださっていて、親身になって相談にのってくださいますし、音楽以外のことでも社会に出てからのことや常識について教えてくださるので、とても尊敬できる先生だと思います。
クラリネット:
練習はとても厳しい先生方です。上手く吹けない時には厳しい指導をされますが、それができた時にはとても褒めてくださいます。
取材班:
今まで活動をしてきた中で、一番印象深かった出来事を教えてください。
フルート:
海外遠征でフランスに行って演奏した時に、日本では考えにくいことですが、観客が何回もアンコールを求めてくださったりスタンディングオベーションをしてくださったので、とても印象深く残っています。
オーボエ:
私が高1生の時に全日本マーチングコンテストで金賞を受賞した時のことが印象深いです。その時はまだ高1生だったので周りが全然見えず苦しいこともいっぱいありましたが、必死に頑張り続けたことが結果に表れたのでとても嬉しかったです。
サックス:
一番印象に残っているのは、高1生の時の全日本マーチングコンテストですが、金賞を受賞したことが印象に残っているのではなく、それまでの練習の過程がとても印象に残っています。汗を流しながら無我夢中で練習をした自分たちに対し、「あの時は本当に頑張ったなぁ」という思いでいっぱいです。
ファゴット:
私も高1生の時の全日本マーチングコンテストが一番印象に残っています。当日まではしんどい思いをしながらの厳しい練習の日々でしたが、本番の演技が終わった後のお客様の反応や拍手の大きさに心が一気にパーッと晴れたような感じがして、それがとても気持ち良かったのを覚えています。
クラリネット:
毎年6月に京セラドーム大阪で行われる「3000人の吹奏楽」は、この学校に入って最初に経験するマーチングのステージなので、特に印象に残っています。マーチングコンテストの練習は普通体育館で行われますが、「3000人の吹奏楽」の練習はグラウンドなどの屋外で行われることが多く、暑さで体力的にも厳しい中、練習をとても頑張った記憶があります。
取材班:
最後に、早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの今後の目標や夢をお聞かせください。
フルート:
私は3月に卒業しますが、今よりもっともっと多くのお客様に私たちの演奏やマーチングを見聞きしていただき、ウィンドバンドのことをもっと好きになっていただき、また見たいなと思ってもらえるような日本一のバンドになって欲しいと思います。
オーボエ:
私たちの演奏演技を見て、お客様や見ていただいた方全員が声をそろえて「早稲田摂陵が一番だったよ」って言ってくれる、誰もが知っているバンドになりたいです。
サックス:
これからもたくさんの演奏やマーチングを行い、お客様に満足してもらえる演奏・演技ができるバンドにしていきたいです。
ファゴット:
各種大会では上を目指していきたいですが、聴いていただいたお客様に私たちの気持ちが伝わって、感動していただけるようになればいいなと思います。
クラリネット:
一番の目標はお客様に感動を与え続けられるバンドになることで、さらに、今までの伝統や歴史をこれからも守り続けていくことだと思います。

金管セクション

取材班:
バンドの雰囲気についてお聞かせください。
チューバ:
ワイワイと、とても楽しい雰囲気で活動しています。
ホルン:
みんなとても明るいです。
ユーフォニアム:
学年が違っても、全員で一つにまとまって活動しています。
トロンボーン:
練習に集中するための音楽環境がしっかり整っているので、みんな真剣に音楽に打ち込んでいます。
トランペット:
やる時は集中して音楽に打ち込み、遊ぶ時は一生懸命遊ぶ、オンとオフの切り替えができる明るいバンドだと思います。
取材班:
パート毎に自分の楽器の好きなところを教えてください。
チューバ:
私は元々低音が好きなので、低音ばかり吹けるところが好きです。
ホルン:
ホルンの音は柔らかくて深い響きがあるから好きです。
ユーフォニアム:
音域は自分の好きなところよりも少し高めですが、音色がとても気に入っています。
トロンボーン:
トロンボーンは音色の幅が広く、柔らかい音色でハーモニーを奏でることもできるし、また力強い音色でメロディーをカッコ良く吹くこともできるので好きです。
トランペット:
トランペットは吹奏楽だけでなくオーケストラやジャズなどでも活躍できるし、曲によって雰囲気や音色を変えられるのがいいところだと思います。
ストリングベース:
温かい音色が好きで、聴いていて心が安らぎます。
取材班:
パート毎の練習メニューについて教えてください。
チューバ:
チューバは全員を支える役割の楽器なので、基本は4拍4拍のロングトーンを中心に、深い響きのある音を目指して日々練習しています。
ストリングベース:
教則本を使いながら、常に良い響きを目指して練習しています。
ホルン:
ロングトーンから始めます。その後ホルンには欠かせないハーモニーの分析などを行い、音を合わせていく練習を行います。また、毎日同じ練習ではなく、いろいろなメニューをみんなで考えながらやっています。
ユーフォニアム:
基本的なロングトーンやリップスラーなど、時間がなくても少しでも全てのメニューを練習できるように工夫しています。他には、できるだけパート内の音色や音程を合わせるためにハーモニーディレクターを使って練習を行ったりもします。
トロンボーン:
ユーフォニアムパートと同じで、練習時間が短くても全ての練習メニューが1日でできるように工夫しています。また、トロンボーンはハーモニー楽器なので、ハーモニーの練習時間を多めにとるようにしています。その中でも特に一度と五度の音程を意識したハーモニーの練習を行っています。
トランペット:
トランペットは現在7名います。それぞれが個性豊かな分、音色もバラバラになりがちなので、アンサンブルの練習を取り入れて、パート内の音色を統一するようにしています。また最近では、自分たちの演奏演技のダメなところを自分でしっかり反省するために、練習に録画録音を取り入れています。
取材班:
コンサートとマーチングのそれぞれについて、どんなところに気をつけて演奏していますか。
トランペット:
マーチングの時はかっこいい曲が多いので、硬い音を出しながらも音が潰れないようなちょうど良い音色を探して演奏します。コンサートの時はマーチングと同じ様に吹くと音が潰れてしまいがちなので、より温かく柔らかい音で演奏するように気をつけています。また、パート内の音色の統一、ピッチの統一などを気にしながら演奏しています。
トロンボーン:
マーチングの時は音が潰れやすいので、そうならないように丁寧に演奏することを一番に考えています。またトロンボーンの場合、その場に合わせてコンサート用楽器とマーチング用楽器に持ち替えて演奏するので、両方の楽器で綺麗な音色、綺麗なハーモニーが出せるように練習しています。
ユーフォニアム:
コンサートでは、メロディーを吹いたり、伴奏を吹いたり、裏メロディーを吹いたり、いろんな旋律を吹くことができるので、それぞれにあった吹き方をしています。マーチングではユーフォニアムも楽器を持ち替えるのですが、マーチング用楽器になったからといって音が潰れた音や爆発音になるのではなく、動いていてもまっすぐで太くて綺麗な音が出るように意識して演奏しています。
ホルン:
トロンボーンは楽譜上パートが3つに分かれていて、結構バラバラに担当しています。ファーストやったりセカンドやったり・・・。なので、お互いがミスるとすぐわかります(笑)
トランペット:
コンサートの場合、ホルンはいろんな役割を与えられるので、それに合った吹き方ができるようにパート内でお互いに合図を出し合っています。それと、音色を常に意識して吹くようにしています。マーチングの場合、動きが激しくなるとどうしても音が汚くなってしまうので、一番に音色を考えて練習しています。
チューバ:
チューバの場合、コンサートでもマーチングでも全員を支える楽器であることには変わりないので、音が変わったり汚くなったり発音が悪くなったりしないように、どちらであっても同じ音のイメージで吹けるように心がけています。
取材班:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの特徴をお聞かせください。
チューバ:
他の学校の吹奏楽部と比べると人数が少ない分、メンバー全員が一人ひとりの存在がとても大切だと感じているので、個人個人がお互いを見合いながら日々の練習や活動を行っています。
ホルン:
先生方が音楽面だけでなく、生活面や礼儀作法なども一つひとつ教えてくださるので、いろんな面を学んでいけるバンドです。
ユーフォニアム:
このバンドには阪急少年音楽隊の創立から数えて50年という長い歴史があり、例えばマーチングなら昔と変わらないカレッジスタイルを今でも守り続けているように、伝統がこれだけ長く続いているのはうちのバンドだけということに誇りを感じています。
トロンボーン:
先生方に礼儀作法を厳しく教えていただけるので、高校を卒業してからも役立つことが身につく学校だと思います。
トランペット:
私も同じ意見ですが、他の学校とは違って先生方が礼儀作法や生活面を厳しく教えてくださるので、社会に出ても役立つことがたくさん学べるバンドです。
取材班:
指導される3人の先生方は、どのような先生ですか。
チューバ:
時には厳しく、時には優しく、私たちのことを一番に考えて教えてくださる先生です。
ホルン:
練習は厳しい時もありますが、私たちが間違ったことをした時には適切に注意をしてくださり、優しく声をかけてくださる先生方です。
ユーフォニアム:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドには、コンクール等を見てくださる井上先生、マーチングを見てくださる川口先生、監督の西出先生がいらっしゃいますが、西出先生と川口先生は阪急少年音楽隊の卒業生なので、私たちの演奏スタイル等をすごく理解してくださり、できていないところがあれば実演的に教えてくださります。井上先生は、コンクールの練習の時に私の苦手なタンギングができるまで、ずっと一緒に付き添って練習してくださる優しい先生です。
トロンボーン:
厳しく指導されることも多いですが、生徒の相談に親身になって応えてくれる先生です。
トランペット:
個人的にできていないところを相談に行っても親身になって応えてくださる、とても面倒見の良い先生方ばかりです。
取材班:
今まで活動をしてきた中で、一番印象深かった出来事を教えてください。
チューバ:
高1生の時に全日本マーチングコンテストで金賞をとった時のことはとても印象深く残っているのですが、金賞をとった思い出よりも、それまでの練習期間の思い出の方が色濃く印象に残っています。辛いこともありましたが、その時は今までで一番「みんなで頑張ろう」っていう一体感を感じました。
ホルン:
高1生の時にマーチングコンテストの全国大会に出場したことや、演奏した時のお客様のノリが日本とは全く違っていて楽しかったフランスへの海外遠征がとても印象に残っています。
ユーフォニアム:
私も高1生の時に、マーチングコンテストの全国大会に出場した時のことが印象に残っています。本番前、待機場所からステージに向かう途中のドア越しから見える客席の風景が青春ドラマのように輝いて見えて・・・。その風景が今でもとても好きです。
トロンボーン:
私もやはり全日本マーチングコンテストに出場した時のことがとても思い出深いです。マーチングの演技のためにそれまで笑顔の練習をずっとしてきたのですが、本番での演技は本当に楽しくてしょうがなくて、楽器を吹きながらこんなに笑えたのは初めてでした。しかも周りの空気が全部感じ取れるんですよ。すぐ後ろに人がいても、さらに後ろにいる一人ひとりの気配が感じ取れるほどの不思議な感覚に出会いました。
トランペット:
私はフランスでの演奏経験が一番印象に残っていまして、お客様からは大きな歓声で温かく包んでいただきまして、とても幸せな気持ちになれました。
取材班:
最後に、早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの今後の目標や夢をお聞かせください。
トランペット:
世界中の誰に聞いても「このバンドは上手い」と言われるような上手なバンドになりたいです。また、どんな大会でも結果は大事ですが、それ以上に聴いてくださったお客様が楽しくて拍手を送りたくなるような演奏演技のできるバンドを目指していきたいです。
トロンボーン:
今年の春に向陽台高等学校から早稲田摂陵高等学校に名前が変わったばかりなので、まだ世間にはこのバンドの名前はそこまで知れ渡っていないと思います。だから今後は、各種大会の全国大会に出場して賞をとったり、行事などにももっと積極的に出場したりして、バンドの名前や活動を世間の方にもっと知ってもらえるようにしていきたいです。
ユーフォニアム:
私たちのバンドは他のバンドからすると人数の少ないバンドかもしれませんが、メンバー一人ひとりが「私たちのバンドが一番だ」といった自信や誇りを持っていると思います。来年以降入学してくる人にも、私たちと同じようにその自信や誇りを持って活動して欲しいし、これからも今まで守り続けてきた伝統や歴史が受け継がれていくバンドであって欲しいと思います。
ホルン:
このバンドは歴史や伝統があるので、それをこれから入学してくる方にもずっと引き継いでいってもらいたいですし、それだけでなく、どんどん新しいことにも挑戦していって欲しいと思います。また、各種大会の成績も大切ですが、市民の方々に見ていただける行事の時は常に「お客様に何かを感じていただけるような音楽」を目指して演奏していきたいと思います。
チューバ:
トロンボーンと少し同じことになりますが、今年の春に向陽台高等学校から早稲田摂陵高等学校に名前が変わりましたが、いまだ「あ~、早稲田摂陵ってあそこだったの、知らなかった」って言われたりするので、もっともっと名前を広めて、全国の方に「早稲田摂陵、あ~あそこだよね」って言ってもらえるようなバンドになりたいです。

パーカッション

取材班:
最初にパーカッションパートの紹介をお願いします。
パーカッション1:
高3生1名、高2生2名、高1生1名の計4名で活動しています。先輩後輩の上下関係を守りながらも、休憩時間にはパートで固まって仲良く話をしています。マーチングの時は手伝いで他のパートから高1生がもう一人来てくれて、1年生2人がシンバル、2年生がベースドラムとクォードドラム、3年生がスネアドラムを担当しています。
パーカッション2:
練習と休憩の切り替えができるパートで、「練習中は厳しく、普段は明るく楽しく」を徹底しています。常に笑いを求めている関西人全開!なパートです。
パーカッション3:
ほとんど一緒に行動しているので、上級生とも色んな話ができて楽しいです。練習がしんどい時もあるけれど、お互い支えあっていける仲の良いパートです。
取材班:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの特徴をお聞かせください。
パーカッション1:
音楽をするにはとても良い環境ですし、のびのびと演奏できると思います。また礼儀もしっかり覚えることができ、生活面でも役に立っています。
パーカッション2:
早稲田摂陵高等学校の吹奏楽コースでは、楽典などの基礎的な音楽知識を得ることができますし、コンクールとマーチングを両立しています。それはなかなか大変ですが、両方できることが楽しくて、私は充実した毎日を過ごしています。
パーカッション3:
みんな元気でテンションも高く、思いやりにあふれた最高の学校です! おかげで生活面も音楽面も充実しています。いじめとかも無く、楽しさいっぱいの気持ちの良いバンドです。
パーカッション4:
講師によるレッスンが毎月ありますので、個人の技術がすごく磨かれていきます。また、他の学校では絶対にできない貴重な体験をたくさんできます。さらに、社会に出ても役立つ言葉使いや目上の方に対する態度なども一つ一つ丁寧に教えてくださるので助かります。
取材班:
パーカッションを選んだ理由とその魅力について教えてください。
パーカッション1:
中学校の時のクラブ歓迎会でドラムセットを叩いていた先輩がものすごくカッコよくて、私もこの楽器がやりたいと思いました。パーカッションはやはりソロなどで目立つことが多いところと、1つの楽器だけではなくたくさんの種類の楽器を演奏できるところが魅力だと思います。
パーカッション2:
私は幼稚園の頃にエレクトーン教室に通っていて、そちらでアンサンブルコンテストがあった時にバックでドラムセットを叩いてる人がカッコよくて、私もやりたいな~と思いました。それで小学校の時に金管バンドに入ったんですけど、ドラムは人数が多かったのでできませんでした。中学校に入ったら吹奏楽は絶対やろうと思っていましたし、やるんだったら絶対パーカッション、と思っていました。パーカッションはバンドの飾りだと私は思っていまして、目立つところはとことん目立ち、脇役になる時はとことん脇役に徹する、そんな役割の幅広いところが気に入っています。
パーカッション3:
私の場合、父がバンドをしていて、そのメンバーのドラムの方がすごく上手でカッコよかったので、その方と一緒にドラムを叩けるようになりたいと思って楽器を始めました。パーカッションはとにかくいいとこ取りで目立つところが好きです。音も好きですし、立って叩いている姿があるだけで演奏に迫力が出るのもいいですね。
パーカッション4:
私は中1生の時のクラブ紹介で、色んな楽器がある中ドラムセットに目が釘付けになったことからパーカッションを始めました。他の楽器はパート内で同じメロディーを吹いたりしますが、パーカッションの場合1人で叩く箇所が多く、他の人に頼らず自分で頑張ろうという気持ちになれるところが好きです。今はシンバルを担当していますが、シンバルは自分が本当に心から「いい音を出そう」と思えば出したい音を奏でてくれますし、努力した分いい音になって表れるところが気に入っています。
取材班:
この学校を選んだ理由をお聞かせください。
パーカッション1:
中学校の頃から、高校では吹奏楽をもっとしっかりやりたいと思っていて、座奏でもマーチングでも全国大会出場を目指せる学校はここしかないと思ったので、こちらの学校を選びました。
パーカッション2:
私は京都で開催されたマーチングフェスティバルをたまたま見に行った時に、ここのウィンドバンドのマーチングを見たのがきっかけです。もちろん他のバンドもすごく良かったんですけど、このバンドからはオーラがすごく出ていて、惹かれると言うか、他のバンドとは何か違うものがあって・・・「ここに絶対入りたい」と思って入学しました。
パーカッション3:
中1生の時に見たウィンドバンドの定期演奏会で、引退式を行っている高3生の方がすごく楽しそうにキラキラしていて、「私もあの方たちのように吹奏楽を続け、あのような素晴らしい形で引退ができたらいいな」と思い、この学校に入ることを決めました。
パーカッション4:
私は中学生の時に、京セラドーム大阪で開催された「3000人の吹奏楽」でこのバンドを見て、口では言い表せませんが、他のバンドとは何かが違うと感じたので、この学校を選びました。
取材班:
実際にこの学校に入学してみて、外から見た印象と、中に入ってからの印象で何か違いを感じたことはありますか。
パーカッション1:
外から見ていると礼儀正しくかっちりしていて少し窮屈かなと思っていましたが、中に入ってみるとその環境にもすぐに慣れ、普通の高校と変わらず楽しく過ごしています。
パーカッション2:
私は逆の印象で、外から見ていた時はフレンドリーなバンドの印象がありましたが、中に入ってみると規律がしっかりしていて、先生など目上の方への接し方も先輩方から厳しく指導され、最初はそのことにすごくびっくりしました。あと、行事が思った以上に多くて、多い時には1ヶ月に5回くらいあります。そのため曲を練習する期間は1週間で暗譜もすぐ、といった時もあり、入学して最初の頃は「これは大変だな」って思いました。
パーカッション3:
ギャップを感じることはなく、音楽面だけでなく生活面でもお互いに注意しあえるとてもいい学校だなと思いました。
取材班:
練習メニューや練習の様子について教えてください。
パーカッション1:
練習については「パート別ロングトーン」という時間があり、その中で個人パートを割り当てて練習しています。主に練習台を使って基礎打ちをした後、講師の先生からレッスン中に言われたことや、自分の苦手な部分をできるまでしっかり練習します。パート練習ではメトロノームを使い、リズム打ちや連符でも全員の音が一つに聞こえるように練習しています。合奏練習については、私の中学校の時の吹奏楽部と比べるとむしろ少ないですね。ただ、月に2~3回の講師によるレッスンなど自分の基礎を磨ける時間がすごく多いことが、この学校の魅力だと思います。
パーカッション2:
私の中学校では個人練習や基礎練習の時間は結構適当でしたが、この学校では「何時から何時は個人練習、何時から何時は合奏」ときっちり時間を決めて練習しています。
パーカッション3:
このバンドにいるみんなが、何事にも今より上を目指す姿勢で取り組んでいるので、一緒にいて私自身とてもやりやすいです。
取材班:
レッスンではどんなことを習うのですか。
パーカッション:
講師の先生から課題としてリズム譜を渡されるので、それを次のレッスンまでに叩けるように練習台で練習します。
取材班:
楽器を演奏する上で、特に気をつけていることを教えてください。
パーカッション1:
パーカッションは叩けば音が出る楽器ですが、どれも奥が深いものばかりで、管楽器と同じように歌うように演奏してみたり、体を大げさに動かしてみることで、たとえ音が聴こえなくても目で見て「これは8符を叩いているんだな」と分かるよう、楽器に合わせて叩き方に気をつけています。
パーカッション2:
誰よりも先に曲のテンポをつかんでキープしたり、管楽器が吹きづらくないように音符の長さをきちんと守り、リズムのズレがないように常に気をつけています。
パーカッション3:
私たちの演奏を見に来てくださるお客様に求められている音楽を届けられるよう、様々な角度から物事を考えるようにしています。でも、自分らしさは忘れないように心がけています。
取材班:
ちなみに、皆さんにとってパーカッションの「いい音」ってどんな音ですか。
パーカッション1:
私の場合、音を聴いてトリハダがたったら、それは「いい音」だと思います(笑)。
パーカッション2:
順番にいい音の出る場所を探していくと、どこかで「これは来たな」みたいな直感が働くんですよ、人には伝わりにくい表現ですけど。でも自分では「これは絶対いける!」っていう音があるんです。その音を聴くと、やっぱりトリハダがたちますね。
パーカッション3:
具体的に言うと、皮の張ってある楽器だったら向こう側にドーンと響くような音が「いい音」だと思いますし、小物楽器だったら綺麗な音や、向こうの方で飛んでいるように聴こえる音が「いい音」だと思います。でもやはり一番「いい音」は、お客様を感動させる音でしょうか。
取材班:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの演奏活動スケジュールはかなりタイトですが、そんな中でも特に大変だなと思ったことを教えてください。
パーカッション1:
定期演奏会にはマーチアルバムというステージがありまして、ドラムパートは毎年曲と曲とをつなぐドラムマーチを作るのですが、今年はなかなかリズムが浮かばず苦労しました。あと、リハーサル前日と当日の楽器の運搬・入れ替えが大変で、いつもバタバタします。
パーカッション2:
他の学校ではコンクールとマーチングのメンバーを分けているところも多いですが、私たちは全ての演奏活動をメンバー全員で行なっています。それに行事ごとに演奏曲目も変えるので、曲を覚えたり練習するのが大変です。
パーカッション3:
一つ一つの行事をこなすのが大変です。でも大変だからこそ充実した生活を送れています。
取材班:
マーチングの大変なところはどこですか。
パーカッション1:
マーチングでは必ずしも隣にスネアドラムや他の楽器がいるわけではないので、管楽器のメンバーを安心させるためにも、私が音をしっかり鳴らすことが大切だと思っています。また、マーチングでは自分の動く位置はここと決まっているので、他の人に迷惑がかからないように動く位置には気をつけています。いつもプレッシャーを感じますが、良い演奏や演技ができた時のことを思うと頑張れます。
パーカッション2:
パーカッションでは一人ひとりが異なる楽器を担当しているので、お互いのカバーをすることもできないし、特にマーチングでは一人ひとりがとりあえず大きい音を出さないといけないというのがあって、それが大変だなと思います。
パーカッション3:
足の動きのあるマーチングでは頭の神経をいろんな方向に使うので、座奏でできていたことも上手くいかないことが多く、すごく大変です。
パーカッション4:
コンサートではパートメンバーとも近い位置で演奏していますが、マーチングでは離れてしまうのでテンポキープが難しいです。ドラムメジャーや先生の指揮を見て、気をつけるようにしています。
取材班:
吹奏楽コースには4人の先生がおられますが、どのような先生方ですか。
パーカッション1:
井上先生は座奏を指導してくださる先生で、いつも演奏面の的確なアドバイスをくださいます。川口先生はマーチングを指導してくださる先生で、ドラムメジャーを振っている時の先生はとてもかっこいいです。西出先生は音楽監督で、定期演奏会では指揮者として最後のトリを飾る偉大な先生です。また、楽器が壊れた時にはすぐに対応してくださいますし、私にとって癒し系の先生です(笑)。清永先生はさっぱりした性格の女性の先生で、生活面における女子ならではの悩みごとも気軽に相談しやすく、みんながとても頼りにしている先生です。
パーカッション2:
どの先生方も、私が悩んでいる時にじっくり相談にのってくださいます。音楽指導では厳しいところもたくさんありますが、私たちがもっともっと上手に演奏できるように一生懸命アドバイスしてくださる先生方なので、とても尊敬しています。
パーカッション3:
時には厳しく、時には生徒を笑わせてくださる先生方です。私たちが集中して練習できるのも先生方のおかげです。とても感謝しています。
取材班:
今まで活動をしてきた中で、一番印象深かった出来事を教えてください。
パーカッション1:
私は、この学校に来て初めてマーチングを披露した「3000人の吹奏楽」がすごく印象に残っています。とにかくマーチングが初めてだったのですごく練習が辛かったのですが、本番前に川口先生から「ここまでよく頑張ったな」と言ってくださった瞬間、感動して泣きそうになりました。
パーカッション2:
私は海外遠征でフランスに行った時のことが一番印象に残っています。フランスのマントンという町に行ったのですが、お客さんの反応が日本と全然違っていて、私たちが演奏すればどんな時でもお客さんは拍手してくれますし、盛り上げてくれるんですよ。だから日本に帰って演奏した時に「少し寂しいなぁ」って感じました。
パーカッション3:
私もフランスへ行った時のことが一番ですね。私たちは音楽祭に出演しましたが、各国からも多くのバンドが参加していて、いろんな国の演奏を聴けたのが楽しかったです。
取材班:
最後に、早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの今後の目標や夢をお聞かせください。
パーカッション1:
目標は何事にも全国一のバンドです! あと、全てのお客様に「かっこいい・おもしろい・良い音楽」と言ってもらえるバンドにしたいです。
パーカッション2:
見ていただいているお客様全員に、感動していただける演奏や演技をしたいです。そのためには演奏行事で悔いなく笑顔で終わるために、日々の努力をきちんとしていきたいです
パーカッション3:
早稲田摂陵高等学校ウィンドバンドの先生も生徒も、この吹奏楽コースに誇りを持っています。その誇りをこれからも持ち続け、他の人から「どこの学校よりも、早稲田摂陵が一番だ」と言ってもらえるようなバンドにしたいです。
パーカッション4:
他の高校とは違うという自覚を持って活動していきたいです。私は高3生でもうすぐ卒業しますが、昔からの良き伝統を誇りに思い、これからの後世にも伝えていってもらいたいです。それと、「早稲田摂陵」と聞いて知らない人がいないように、コンクールやマーチングコンテストの全国大会への出場を果たし、学校名をもっと広めていって欲しいと思います。