キーワード(2) 部活の核となるミーティング

呼吸法

朝夕の2回、練習の後に必ず行われるミーティングも、創部当初からずっと引き継がれてきた伝統だ。
このミーティングが、洛南高等学校吹奏楽部において重要な意味を持っている。
ごく一般的な連絡事項や顧問の先生からのお話ももちろんあるが、その他に呼吸法、発声法、精神統一、円陣を組んでの声出し、さらに東寺に向かっての黙祷など、10以上の内容が盛り込まれている。
中でも興味深いのが遅刻や早退等に対する謝罪だ。
コースによって時間割が違うため、授業やテストが遅刻の原因になったりもするのだが、それでもその生徒は部活に遅れてきたことに対して謝罪する。

円陣

それに関して顧問の池内先生は「普通は謝る前に言い訳をしますよね。『授業を受けてたんやから仕方ないやん』って。
けど、理由がどうあれまず最初に相手に謝ることができる、相手の気持ちを思いやることができる、そういう人間になってほしいという創部当初からのひとつの理想が、このミーティングに込められているんだと思うんです。」

と話してくださった。
この伝統的な習慣により部内の人間関係やコミュニケーションが円滑になり、かつ自分の行動に対して責任感を持てるようになる効果もあるようだ。

瞑想 精神統一