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当日行われるコンサート「小編成レパートリーコンサート」と「実演!10’吹コン課題曲」のリハーサルが、プログラム順に行われました。
♪『いつも風 巡り会う空』(福島 弘和 作曲)
♪『スターファンタジー』(後藤 洋 作曲)
♪『ザ・パイオニア』(ロバート・シェルドン 作曲)
曲の合間には、加養先生から観客へメッセージなども。
♪『英雄は我が傍らに』(ジェームス・スウェアリンジェン 作曲)加養先生「1カ所だけ確認させてください。25の伴奏、少し跳ねて…その後の4小節は対照的に。4小節と4小節で組み合わせになっている。 後半にもありますね。」
加養先生「小編成のリハをやりました。次は課題曲をやります。人数が増えて、音が大きくなって豊かになるけど、小編成でも出来なくはない。 さっきの4曲目のスウェアリンジェンは勉強になるところがたくさんあります。 アーバンなどの教則本も大切だけど。皆さんは年に何曲くらい演奏されるのか分からないけど、たくさん曲をやったほうが勉強になると思いますよ。 曲をやって「あぁこんな練習が必要だな」とか「ここはもっとこうしなきゃいけないな」といった具合に意識を持ってやるから、曲から入ったほうが技術的な練習にもいいんじゃないかなと思います。」
加養先生「えー、課題曲を聴きに来たっていう方、どれくらいいますか? (観客の7・8割が手を挙げる) その中で曲が決まったっていう方は? (ほぼ無し) せっかく皆さん朝早くから来てくださったのでお教えしたいのですが、CDで聴く印象はアテにならないですからね。あくまでも録音なので。生の音と180度違うこともある。 『印象』はだいぶ違うということを頭に置いておいてくださいね。全曲やってみられたらいいんですけど、そんな時間もないでしょうから、今日のこの機会を活かしてくださいね。」
♪『課題曲U オーディナリー・マーチ』 加養先生「もうちょっと一番最後はどっしりいこうか。最後はトリオのテンポでいくくらいで。多少ずれてもいい、多少ね(笑)。あとはOK。」
♪『課題曲V 吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」』 (すぐやり直し)加養先生「もう少し落ち着いて、4拍めから揃えて。今までバラバラに入ったけど、ここからみんな一斉に。」 ♪「1カ所だけ。デー(D)のタタタ・タタタ、頭から少し膨らみすぎでタータタになっている。」
♪『課題曲W 汐風のマーチ』 (すぐやり直し)加養先生「Aの頭からSまでトランペットがリードだけど、雰囲気は木管リードで。符点を出そうとすると裏拍を意識してしまうけど(タンタタの真ん中の音)、もっと軽く。」 ♪「えっとすみません、何点か。Bの2小節め、トランペットはクレッシェンドしましょう。Iの1小節前、テーマを含めデクレッシェンドで。ピッコロは出てくるというよりは浮き出す感じで。Hのサックスのビブラートを…。では最後の曲にいきましょう。」
加養先生「どうですか皆さん、CDで聴いたのとイメージが違うなぁって思った人いますか? 中には同じって思った人もいるかも知れませんが。課題曲は一番幸せで不幸な曲だと思うんです。こうやって多くの人に演奏してもらえて幸せ、だけど終わってしまえばだれも演奏しない不幸な曲。例えばA. リードのアルメニアン・ダンスは、世に出て40年ですが進化し続けている。いろんな演奏をされて、いろんなニュアンス、楽譜にないような表現までされている。だけど…、すごい暴言を言っていい? 次の曲は何十年後には誰も演奏しない(笑)。短い期間で曲を育てなきゃならない。音が楽譜通りに並んだだけで満足しないで。いっぱいクエスチョンマークをつけることで曲が育つから。
たとえば今日はクレッシェンドって言ったけど、明日はやっぱりデクレッシェンドになるかも知れない。今日は音は短めにしたけど、明日は長めにするかも知れない。やってみてダメだったら元に戻せば良い。先生方、是非『これで一番良い形でお客さんに伝わってるか』っていうのを毎日考えてください。最近は録音機械も安くて良いのが出ているので、録音して聴くとか。」
♪『課題曲X 吹奏楽のためのスケルツォ第2番《夏》』 「22の2つ前の頭、ティンパニはクレッシェンドして!」(演奏が終わった後、会場がザワザワ苦笑い?)
加養先生「と、いう曲なんですよ、皆さん(笑)。これ十年後にはしないですよね?出来るだけ間違えないようにやりますね。『間違えないでやる』が課題になりかねない曲。 慣れるとどうなるかはわからないけど、それはそれで別の部分でいろいろ不都合が出そう。高校生の皆さん、楽譜に負けないで、あきらめないで。…ちょっと遅くなった?ノリが悪かった?頭だけもう一回やりましょう。急いでやるとマズイんで。」 ♪(途中で切れた) 「私が間違えました(バンドが笑)。と、いうわけで(バンドが大笑)、この曲は緊張感をいかに出すかというところなので、わざと間違えて雰囲気を崩さないように(笑)、ということにさせてください(笑)(←最後はコンサートマスターへの言葉)」
他目的小ホールにて、楽員と一緒にランチタイム。担当楽器ごとにテーブルをまとめ、相談事などをしながら、和気あいあいと過ごしていました。
■13:30 公開講座■
各教室を利用して様々な講座が行われました。
ホールの客席に各楽器奏者が散らばり、学生の質問や相談に団員が直接答えていました。